サンドイッチデー

3月13日に制定されたのは、「1が3ではさまれている=サンド1(サンドイッチ)」の語呂合わせによるものです。サンドイッチは和食で言えば、主食と副食が同時に取れる巻き寿司のようなもので、実に機能的な食べ物です。この記念日とは別に、サンドイッチの生みの親とされる英国のサンドイッチ公爵の誕生日(11月3日)が、「サンドイッチの日」と制定されています。

きゅうりの糠漬けサンドイッチ

きゅうりの糠漬けサンドイッチ
きゅうりの糠漬けをはさんだキューカンバー風サンドイッチです。糠漬けは玄米の外皮や胚芽部分で作られた漬け物で、ビタミンB群、食物繊維、乳酸菌、酵素などが豊富に含まれています。糠に漬けることでさまざまな栄養成分が誕生し、特にビタミンB群が増加されます。全粒粉のパンと食べ合わせると、コレステロールが低下し、整腸作用が高まり便秘や肌荒れ予防の効果が期待できる食べ合わせになります。

ごまペーストのサンドイッチ

ごまペーストのサンドイッチ
ごまは成分の半分以上が良質な不飽和脂肪酸のリノール酸やオレイン酸で構成され、コレステロール低下や血管をしなやかにする働きに優れています。ごま・松の実・くるみを一緒に取ると、高い抗酸化力と良質な脂質が、老化防止に優れた食べ合わせになります。豊富なカルシウムや食物繊維が骨粗鬆症や便秘予防に働き、はちみつのパントテン酸が神経の高ぶりを抑えます。

焼き海苔のサンドイッチ

焼き海苔のサンドイッチ
カロテンとビタミンCが豊富な海苔、アミノ酸バランスに優れたチーズやマヨネーズを一緒に取ると、粘膜が強化されて血や肉が作られ、美肌や体力強化の食べ合わせになります。紅鮭の赤い色はアスタキサンチンというカロチノイド色素で、含有する脂質は不飽和脂肪酸のDHA。高い抗酸化力を持ち、細胞の酸化を防ぎ、抗がん作用に働きます。

落花生と果物のサンドイッチ

落花生と果物のサンドイッチ
落花生はビタミンEが豊富な種実です。抗酸化力に優れ、体内の脂肪酸化を予防して若さ維持に働きます。落花生とビタミンCが豊富ないちご・キウイフルーツを一緒に取ると、活性酸素抑制力が高まり、シミやシワを予防して美肌を作る食べ合わせになります。レタスはビタミンCの補給源になると同時に、サンドイッチの周りに添えることでパンの乾燥を防ぎます。

マッシュルームと牛ひき肉の味噌サンド

マッシュルームと牛ひき肉の味噌サンド
マッシュルームには鉄分やナイアシンが含まれており、ナイアシンは血行をよくし、鉄分は牛肉の鉄分と一緒に、貧血や冷え性を予防します。マッシュルームとレタスのカリウムが体内の余分なナトリウムを排出して高血圧や動脈硬化の予防に有効に働きます。牛肉の動物性たんぱく質と、味噌の植物性たんぱく質の両方が取れる栄養価の高いサンドイッチです。

みかんサンド

みかんサンド
みかんはビタミンCを筆頭にA・B群・Eなどを含み、酸味成分は食欲増進に働くクエン酸です。みかんをクリームチーズや生クリームの栄養素と一緒に取ると、老化予防・免疫力強化・美肌作りに有効な食べ合わせになります。細切りしたレタスをサンドイッチの周りに飾ると、パンの乾燥を防ぐと同時にビタミンEや食物繊維の補給源になります。

いちごのサンドイッチ

いちごのサンドイッチ
ビタミンCが豊富ないちご・たんぱく質や脂質を持つクリームチーズや生クリーム・糖質に溢れる砂糖で作るサンドイッチは、栄養バランスに優れたエネルギー溢れる食べ合わせです。いちごのビタミンCとクリームチーズや生クリームのビタミンAが粘膜を強化して美肌を作り、いちごのペクチンが便秘予防に働きます。乳製品に含まれるカルシウムが骨の強化に働きます。