れんこんの日
1994年(平成6年)11月17日、茨城県土浦市で開かれた「蓮根サミット」で制定された記念日です。茨城県はれんこんの一大産地。れんこんは皮や節に多量のタンニンを含有しており、消炎や収斂(しゅうれん)作用を発揮して止血作用に働きます。蓮の実は古くから漢方の材料として用いられて、民間療法では実の絞り汁は咳止めとして利用されています。実の表面は非常にかたく、発芽能力を長期にわたって維持することができるため、2000年も前の遺跡から発見されて発芽に成功した「縄文蓮(大賀蓮とも呼ばれる)」は有名です。