ヒジキの日

敬老の日に因んで、三重県ヒジキ協同組合が記念日として制定しました。ただし、敬老の日は2003年より9月第3月曜日に設定されたため、現在は敬老の日=ヒジキの日とはなりません。ヒジキはミネラルや食物繊維が豊富なアルカリ性食品で、特にカルシウムと鉄の含有量は海藻一。骨の成長・強化に働き、更年期を過ぎた女性には骨粗鬆症の予防や治療などに有効な食品です。

ヒジキと豆腐の煮物

ヒジキと豆腐の煮物
ヒジキはミネラルやビタミンが豊富な海藻です。豆腐と一緒に取ると、豆腐に含まれているレシチン・サポニン・リノール酸などの効能で、高血圧や動脈硬化などの生活習慣病の予防に有効な食べ合わせになります。ヒジキ・豆腐・にんじんに含まれる豊富なカルシウムが骨粗鬆症の予防に働きます。

ヒジキ・ワカメ・アサリの三杯酢

ヒジキ・ワカメ・アサリの三杯酢
ヒジキ・ワカメ・アサリにはともに鉄分が豊富に含まれており、アサリのビタミンB12の働きが加わることで、一緒に取ると増血作用が高まって貧血予防に働く食べ合わせになります。さらに、ヒジキとワカメのアルギン酸と、アサリのタウリンがコレステロール値の低下に働くため、高血圧や動脈硬化の予防が期待できます。低カロリーでダイエットにも有効な一品です。

ひじきサラダ

ひじきサラダ
鉄分含有の高いひじきに、大根のビタミンCをプラスして鉄分の吸収率を高め、貧血を予防します。豊富なカルシウムが、骨や歯を丈夫にして精神安定にも有効。にんじんのβ‐カロテンはごま油やくるみの脂質で吸収率が高まり、粘膜が強化され丈夫な肌を作ります。β‐カロテンやくるみの抗酸化力が細胞の酸化予防に働きます。

ひじきと牛肉の煮付け

ひじきと牛肉の煮付け
ひじきは食物繊維やカルシウム、鉄分を豊富に含んでいる海藻です。食物繊維は腸内でビタミンB群合成を助ける働きがあり、その効果はたんぱく質がプラスされるとさらに高まるので、牛肉の動物性たんぱく質と大豆の植物性たんぱく質を一緒に取る食べ合わせは、高いB群合成力が期待できます。ひじきにはカルシウム吸収を高めるマンガンが含有されているため、カルシウム吸収率が優れています。

ヒジキとほうれん草のスパゲッティ

ヒジキとほうれん草のスパゲッティ
ヒジキとほうれん草に豊富に含まれるマグネシウムは、片頭痛の炎症を起こす物質の合成や放出に優れた働きを発揮します。ヒジキ・ほうれん草・チーズを一緒に取ると、チーズに含まれるトリプトファンが痛みに対する感覚を抑えてくれるため、片頭痛緩和が期待できる食べ合わせになります。鉄分も豊富に含まれ貧血予防にも優れています。

ぶどうとホタテ貝柱のヒジキマリネ

ぶどうとホタテ貝柱のヒジキマリネ
ぶどうの主成分のブドウ糖は体内に吸収されやすく、即エネルギーとして変換されるため、体や脳の機能を高め即効性の疲労回復に有効です。ぶどうの食物繊維のペクチンとヒジキの食物繊維が、腸内環境を整えて便秘を解消し、コレステロール低下に働きます。さらにホタテに含まれるタウリンが血中コレステロール低下に働くため、ぶどう・ホタテ貝柱・ヒジキは、脂質異常や動脈硬化の予防に優れた食べ合わせになります。

鮭・ヒジキ・白滝のおにぎり

鮭・ヒジキ・白滝のおにぎり
鮭・ヒジキ・白滝で作るおにぎりは、たんぱく質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラルがバランスよく取れる食べ合わせです。ヒジキに豊富に含まれるカルシウムやマグネシウムがストレス予防に働き、食物繊維が豊富な白滝と一緒に便秘解消に働きます。

鶏ササミとヒジキのおにぎり

鶏ササミとヒジキのおにぎり
鶏ササミ肉は脂肪をほとんど含まない高たんぱくで低脂肪の食品です。ビタミンAを豊富に含み、粘膜を強化して肌荒れ予防に働きます。ヒジキはカルシウム・鉄分・食物繊維を豊富に含む海藻で、鶏ササミ肉と一緒に取ると冷えや便秘解消に働き、美肌効果が高まります。