バナナの日

「バ=8」「ナナ=7」の語呂合わせから、日本バナナ輸入組合が記念日として制定しました。吸収速度の速い糖質が豊富なバナナは、即エネルギー源として人気の高い果物で、輸入量も果実の中でトップです。日にちが経つと出てくる皮の黒い斑点は、「シュガースポット」と呼ばれ、豊富に含まれているタンニンの働きによるものです。

バナナと豆のヨーグルトドレッシング和え

バナナと豆のヨーグルトドレッシング和え
バナナ・豆・ヨーグルトは、腸の働きを整えて便秘を解消する食べ合わせです。バナナと豆に含まれる豊富な食物繊維は、便の量を増やして排便を促す効果に優れ、ヨーグルトに含まれる乳酸菌は腸内で善玉菌のビフィズス菌を増やして有害物質を排泄してくれます。バナナのヌメリのもとである粘液多糖類には胃粘膜を保護する働きがあるため、胃潰瘍の予防も期待できます。

バナナと小豆の揚げ春巻き

バナナと小豆の揚げ春巻き
バナナと小豆は、ともに食物繊維とカリウムを豊富に含んでいる食品です。便秘を予防し、体内の余分な塩分を排泄して血圧を下げる働きに優れているため、むくみ予防にも有効です。南国の食品であるバナナは体を冷やす働きを持っていますが、加熱するとその働きは弱まります。小豆のビタミンB1は糖質を分解してエネルギーに変える働きを持っており、バナナに含まれる消化のよい糖質と一緒に、即エネルギーとして働きます。

バナナの豚肉巻き揚げフライ

バナナの豚肉巻き揚げフライ
バナナに豊富に含まれるトリプトファンとマグネシウムはセロトニンを増やして精神を安定させ、カリウムが血圧を安定させ、糖質が即効性のあるエネルギー源として働きます。ビタミンB1を豊富に含む豚肉と一緒に取ると、ストレスが予防され体力が強化される食べ合わせになります。付け合せでビタミンCが豊富な野菜を取ると、ドライプルーンの持つ増血作用が高まります。

卵黄とバナナのミルクジュース

卵黄とバナナのミルクジュース
卵と牛乳は病後の衰弱や栄養不足時に有効な食べ物です。特に卵黄は脳や神経にとって必要不可欠なレシチンを豊富に含んでいるため、健脳や老化防止に優れた働きを発揮します。バナナの糖質をプラスすることで、体力を強化し、発熱時の栄養補給に最適なジュースになります。

アボカドとバナナのジュース

アボカドとバナナのジュース
アボカドは果物としては珍しくたんぱく質を豊富に含んでおり、必須アミノ酸のリジンは成長期の子どもには欠かせない栄養素です。牛乳の良質なたんぱく質と、バナナの糖質を一緒に取ることで、エネルギーの高い食べ合わせになります。食物繊維も豊富に含まれているため、腸内環境が整い、便秘予防にも有効です。

あしたばとバナナのジュース

あしたばとバナナのジュース
あしたばとバナナで作るジュースは、ともに含有されているカリウムが血圧を安定させて利尿効果を高め、食物繊維が便秘解消に働くため、むくみが取れて皮膚の代謝が高まり健康な美肌が期待できる食べ合わせになります。牛乳に含まれる豊富なカルシウムは、吸収に優れ、骨や歯を丈夫にして精神安定にも有効に働きます。

バナナときな粉のミルクジュース

バナナときな粉のミルクジュース
バナナ・きな粉・牛乳はトリプトファンを豊富に含んでいます。トリプトファンは精神安定に働くセロトニンの原料となる成分で、牛乳やきな粉に含まれるビタミンB6・バナナに含まれるマグネシウムと一緒に取ると、セロトニンの生成が高まり、高い精神安定作用が期待できる食べ合わせになります。体力や免疫力強化にも有効なジュースです。