カキ

oyster

解説

「海のミルク」と呼ばれるほど栄養価の優れた貝で、世界中に広く分布しています。養殖が盛んな貝で、養殖の歴史はヨーロッパで古く、紀元前1世紀まで遡ります。日本の養殖は1673年広島でスタートし、大正時代に全国に普及。5~8月のカキは身が痩せてまずく、西洋には「Rのつかない月(5~8月)にはカキは食べるな」という諺があります。

成分

豊富で良質なたんぱく質を含有し、亜鉛とグリコーゲンを豊富に含んでいる。鉄、銅、マンガンなどのミネラル類やタウリンも含まれている。脂質は不飽和脂肪酸。

調理ポイント

加熱し過ぎると、身がかたくなるので注意する。
ビタミンCは鉄分の吸収を高め、タウリンの損失を防ぐので、生ガキにレモン汁をかけるのは理にかなった食べ方。
殻付きの場合は、平らな方を上にし内側にナイフの刃先を沿わせて身をはずす。殻は先端が鋭く刃物状になっているので、手袋かタオルを使用するとよい。

レシピ