粟
解説
東南アジアを原産地とするイネ科の植物で、有史以前から栽培されていた穀物です。日本では稲の伝来よりも早く、縄文時代から栽培されていたといわれています。生育期間が3~5カ月と短いため救済作物としても用いられ、温暖な乾燥した土地で栽培できる穀物です。黄色の種子を食用とし、うるち種ともち種があり、食味はもち種の方が優れています。
成分
マグネシウムや鉄分を豊富に含んでいる。カルシウム、カリウム、亜鉛などのミネラル類も多い。ビタミンではビタミンB1が多く、食物センイも含有している。
調理ポイント
5~6回研ぎ洗いしてから、一晩、水に漬け、もう一度研いでから炊くとよい。
炊いた後は20分くらい必ず蒸す。
炊いた後は20分くらい必ず蒸す。