もやし

bean-sprouts

解説

もやしは人類が初めて植物の種子の発芽を発見し、発芽を成功させた野菜です。日本では、平安時代に書かれた『本草和名(ほんそうわみょう)』に「毛也之(もやし)」と記述されており、薬用として栽培されていたと考えられています。芽が「萌え出る」ことが名の由来で、明治時代の終わりごろ、中華料理に使われたことをきっかけに、一般家庭に普及しました。

成分

大豆もやしは他のもやしよりもたんぱく質が多い。ビタミンC、食物センイが多い。カルシウム、カリウム、鉄も含む。消化酵素のアミラーゼを発生させる。

調理ポイント

長時間水に漬けておくと、ビタミン類が流失するので注意。
シャキッと仕上るには加熱は短時間にする。
ゆでる時に塩少々を加えると浸透圧が変わり、アミノ酸流失を防げる。
日持ちがしないので、その日の内に使い切る方がよい。

レシピ