でんぷんを主成分とするれんこんはビタミンCを豊富に含み、切ると出る糸を引く成分は肝機能強化に働く水溶性食物繊維です。ビタミンCと一緒に増血ビタミンと呼ばれるビタミンB12も含まれているため、貧血や産後の増血に効果を発揮します。良質なたんぱく質を持つロースハムと一緒に食べ合わせると、三大栄養素を取ることができ栄養バランスが高まります。れんこんは加熱し過ぎると、独特の歯ざわりが失われるので注意しましょう。
エビ、ホタテ貝柱、イカに豊富に含まれる遊離アミノ酸のタウリンは、血中コレステロールを下げて中性脂肪を減らす働きがあり、抗酸化力も高く、眼精疲労にも有効に働く栄養素です。抗酸化力の高いブロッコリーと一緒に取ると、細胞の酸化予防が高まり、低カロリーなダイエット食になります。イカは65℃以下で加熱すると硬くなりません。
イカは高たんぱくで低脂肪なダイエットに向く食材です。強力な抗酸化力を持つ遊離アミノ酸のタウリンを豊富に含み、ピーマン・プチトマト・レーズンと一緒に取ると、細胞の酸化が予防され、老化や抗がん作用に有効な食べ合わせになります。イカを揚げる時にカレー粉を加えると、食欲が増進されます。
ビタミンB1が豊富な豚肉と、ビタミンB1の吸収を高めるたまねぎを一緒に取ると、疲労回復や食欲不振に効果の高い食べ合わせになります。抗酸化力の高いパプリカとビタミンEを含むレタスをプラスして、老化予防も期待できます。たまねぎの硫化アリルは水溶性なので、長く水に漬けすぎないように気をつけましょう。
鶏ササミ肉とゆで卵のたんぱく質と脂質、じゃがいもの炭水化物で三大栄養素が取れるサラダです。じゃがいもやパセリのビタミンC、にんじんのカロテン、じゃがいもやきゅうりのカリウムなど、ビタミン類やミネラル類のバランスが優れています。ヨーグルトドレッシングで和えることで、腸の働きが高まります。ヨーグルトは乳酸菌の働きで、牛乳よりも消化吸収されやすくなっています。
切り干し大根は大根を天日で干したもので、乾燥する時にでんぷんが糖化されて甘みが増し、カルシウムや鉄分、ビタミンB群などが倍増された健康食品です。消化のよい鶏モモ肉でたんぱく質を、にんじんでβ-カロテンを補う栄養バランスのよいサラダです。セロリはカリウムが豊富でカロリーが低いため、糖尿病の引き金になる肥満予防に有効な野菜です。ごまをプラスして抗酸化力を高めます。
ヒジキはカルシウムと鉄分、さらにカルシウム吸収を助けるマンガンを含有しているため、骨の強化に有効に働く食材です。干ししいたけのビタミンDがカルシウム吸収をさらに高めます。ヒジキの食物繊維とツナ缶のたんぱく質は一緒に食べ合わせると、腸内でのビタミンB群合成力がより一層促進されます。コレステロール値低下や便秘予防にも優れています。
紅花いんげんは良質な植物性たんぱく質と不飽和脂肪酸、ビタミンB1やカリウムを豊富に含んでいる豆です。たまねぎと一緒に取ると、たまねぎの硫化アリルが紅花いんげんのビタミンB1の吸収を高めるため、疲労が回復し食欲不振や肩こりなどの予防に働く食べ合わせになります。トマトとパセリで、紅花いんげんに不足するビタミンCを補います。
