トロロと春菊の味噌汁
春菊は常食すると胃腸が丈夫になり、豊富に含まれるβ‐カロテンや薬効は加熱することで含有量が高まります。長いもが含有するコンドロイチンが潤滑油の働きをして軟骨の弾力を維持し、味噌の不飽和脂肪酸がその働きをさらに高めます。
新しい年を迎える1月は、ごちそうで胃腸が疲れやすい時でもあります。外気は下がり、室内で過ごすことが多くなりがちで、運動不足も手伝い体に脂肪がたまりやすくなります。苦みのある野菜を取ることで体内を浄化し、高たんぱくで低脂肪の食材を上手に取り、体力を保ち免疫力の強化に努めましょう。鶏肉やエビなど、体を温めエネルギーを補う食材は冬の食卓に有効です。
春菊は常食すると胃腸が丈夫になり、豊富に含まれるβ‐カロテンや薬効は加熱することで含有量が高まります。長いもが含有するコンドロイチンが潤滑油の働きをして軟骨の弾力を維持し、味噌の不飽和脂肪酸がその働きをさらに高めます。
タラコ、プロセスチーズ、ごま、カツオ節は良質なたんぱく質や脂質、ビタミンやミネラルを含み、必須アミノ酸のトリプトファンが豊富に摂取できる食品です。カツオ節とごまのビタミンB6がトリプトファン吸収を高め、カルシウムが精神安定や骨の強化に働きます。白米の炭水化物がエネルギー源として働きます。
スキムミルクの栄養成分は牛乳とほぼ同じで、水分が取り除かれているためたんぱく質やカルシウムの含有量が高く、必須アミノ酸のトリプトファンが多く含まれています。鮭に含まれるビタミンB6がトリプトファンの吸収を高め、神経安定に有効に働きます。スキムミルクは脂肪分がほとんどなく低エネルギーのため、ダイエットにも有効な食品。消化吸収にも優れ、風邪回復の滋養食としても最適です。
シラスはカタクチイワシの稚魚を干したもので、トリプトファンやカルシウム、ビタミンDなどを豊富に含んでいる魚です。トリプトファンとカルシウムは精神安定に働き、ビタミンDがその働きをさらに高めます。じゃがいもの炭水化物がエネルギー源に、山芋が滋養強壮に、カレー粉の抗酸化力が免疫力強化に働きます。