タコ飯

タコ飯は愛媛県今津の名物料理です。漁師が取れたてのタコをぶつ切りにして、船上でご飯に炊き込んで食した漁師飯で、うまみと風味に溢れ、タコから出る色素でほんのり桜色に炊き上がります。瀬戸内海のタコは春の訪れとともに身が締まり、春先には「木の芽ダコ」と呼ばれるうまみの高い小ダコが収穫されます。タコは北海道から九州に至る各地の浅瀬の岩礁に棲んでおり、同様の料理は瀬戸内海周辺の海岸地域や茨城県などでも作られています。

トマト・ヨーグルト・牛乳のスープ

トマト・ヨーグルト・牛乳は、ビタミン・ミネラル・たんぱく質・脂質がバランスよく取れる食べ合わせです。栄養価に優れているため、夏風邪などで体力を消耗した時の優れた栄養源となります。たまねぎの咳や痰を取り除く作用と、セロリの熱を冷ます作用をプラスすることで、より一層効果を高めます。

ひんやりオレンジスープ

オレンジはビタミンCが豊富な果物で、血行をよくして、体のほてりを冷ます働きも持っています。特に微熱がある時に有効で、しょうがと一緒に取ると、風邪の予防や咳の緩和に働く食べ合わせになります。

梨スープ

梨はエネルギー源となる果糖やブドウ糖を多く含んでおり、豊富な水分は熱を冷まして喉や気管を潤す働きを持っています。しょうがと一緒に取ると、喉の痛みや咳の緩和に優れた食べ合わせになるので、喉の痛い時におススメのスープです。梨の水冷機能にはのぼせや熱にも有効です。

かぼちゃとにんじんのミルクスープ

かぼちゃとにんじんは抗酸化力が高く、抗がん作用に優れた緑黄色野菜です。豊富なβ‐カロテンが粘膜強化に働くため、風邪の予防に有効。栄養価に優れ消化のよい牛乳と一緒に取ると、虚弱体質が改善され、発熱時の優れた栄養補給源となる食べ合わせになります。

ひんやりじゃがいもスープ

じゃがいもはビタミン類に優れ、特に豊富に含まれているビタミンCは、熱に壊れにくいという特性を持っています。体を強化する働きにも優れているため、牛乳と一緒に取ると、病気で弱った時の最適な栄養補給になります。喉越しもよいので口の中が痛い時でもおいしく飲めます。

卵黄とバナナのミルクジュース

卵と牛乳は病後の衰弱や栄養不足時に有効な食べ物です。特に卵黄は脳や神経にとって必要不可欠なレシチンを豊富に含んでいるため、健脳や老化防止に優れた働きを発揮します。バナナの糖質をプラスすることで、体力を強化し、発熱時の栄養補給に最適なジュースになります。

アボカドとバナナのジュース

アボカドは果物としては珍しくたんぱく質を豊富に含んでおり、必須アミノ酸のリジンは成長期の子どもには欠かせない栄養素です。牛乳の良質なたんぱく質と、バナナの糖質を一緒に取ることで、エネルギーの高い食べ合わせになります。食物繊維も豊富に含まれているため、腸内環境が整い、便秘予防にも有効です。

牛乳・ごま・きな粉のジュース

牛乳・ごま・きな粉は、良質な動物性と植物性のたんぱく質をしっかり取れる食べ合わせです。牛乳は病気で弱った時の栄養補給に最適な飲料で、含有量の高いカルシウムが骨や歯を強化してイライラなどの神経の高ぶりを静めます。きな粉は煎った大豆を粉にしたもので、消化吸収に優れています。

トマトアップルジュース

トマトはビタミン類の宝庫のような夏野菜です。赤い色は抗酸化力の高いリコピンで、高い抗がん作用が認められています。発熱時にはビタミンCが大量に消耗されるので、ビタミンやミネラルを豊富に取れるトマトジュースは特におススメです。丸ごと食べることで栄養分を十二分に取れるので、皮もタネも丸ごと召し上がってください。りんごの食物繊維ペクチンが腸の中をすっきりさせてコレステロール値低下に働き、美肌にも有効です。