コーヒー

coffee

解説

エチオピア原産のアカネ科コーヒー属の植物で、紅茶、ココアとともに三大嗜好品と呼ばれています。標高1千~2千mの山岳地のものが良品といわれ、エチオピアの山羊飼いによってコーヒーの実が発見されたと伝えられています。日本には17世紀に長崎出島からオランダ人によって伝えられ、日本初の喫茶店「可否茶館」が登場したのは明治21年、明治末には全国に広がったといわれています。

成分

カフェイン、タンニン(ポリフェノール)の主成分のクロロゲン酸を含有。ニコチン酸、香り成分を含む。

調理ポイント

コーヒーは焙煎後、少しづつ劣化していくので、できるだけ早く飲むようにするとよい。新鮮な豆は炭酸ガスを多く含んでいるので、熱湯を注ぐと勢いよく膨張する。
焙煎が濃いほどカフェインは少なくなるので、寝る前は焙煎の濃いコーヒーがおススメ。
コーヒーを入れる水は軟水がよい(日本の水は軟水)。水道水のカルキ臭が気になる時は、沸騰させてカルキを抜くとよい。
タンニンは鉄イオンと結びつき鉄分の吸収を妨げることがあるので、貧血気味の場合は、食後30分くらいは飲むのを控えるとよい。

レシピ