コンビーフとじゃがいものお餅

コンビーフとじゃがいものお餅

コンビーフ缶はたんぱく質が豊富な食品ですが、加工保存品のため塩分含有が高くなっています。じゃがいもと一緒に取ると、じゃがいものカリウムが体内の余分な塩分を体外に排出して高血圧の予防に働きます。じゃがいものビタミンCは加熱に強く、コンビーフ缶の鉄分吸収を高め、貧血予防にも有効です。

野菜の煮しめ

野菜の煮しめ

根菜類を中心に作る野菜の煮しめは、炭水化物・ビタミン・ミネラルが豊富に含まれ、生活習慣病の予防に優れた食べ物です。豊富なカリウムが体内のナトリウムを調整し、食物繊維が血中コレステロールや腸内の老廃物を排出し、高血圧や脂質異常の予防に働きます。免疫力が強化され、便秘解消にも有効です。

草団子

草団子

よもぎは全国の山野に自生し、葉のみならず茎・根・花(花穂)のすべてを食すことが可能な野草です。特有の香気を持ち、カルシウムや鉄などのミネラルを多く含み、中医学では「艾葉(がいよう)」と呼ばれ食欲増進、殺菌、整腸、高血圧予防などの症状に利用されています。やわらかな新芽を摘み、熱湯に通してから冷水でアク抜きし冷凍保存をしておくと、いつでも香り豊かな草団子を作ることができます。

玉こんにゃくと干ししいたけの味噌煮

玉こんにゃくと干ししいたけの味噌煮

こんにゃくと干ししいたけはともに食物繊維やカリウムを豊富に含む食材です。豊富な食物繊維は腸内環境を整えてコレステロール吸収を抑えるため、便秘・動脈硬化・脂質異常などの予防に働きます。カリウムが体内の余分なナトリウム排出に働き血圧を安定させます。こんにゃくに含まれるセラミドが角質層の水分保持に働くため、皮膚の乾燥が予防され、味噌をプラスすることで老化防止が期待できます。

ゴーヤとエビのかき揚げ

ゴーヤとエビのかき揚げ

ゴーヤはビタミンCやカリウムを豊富に含む利尿作用の高い南国野菜です。エビは高たんぱくで低脂肪、甘み成分に含まれるベタインとうま味成分に含まれるタウリンは血中コレステロールを低下させる働きを持っています。ゴーヤとエビを一緒に取ると、栄養バランスが高まり、高血圧の予防に有効な食べ合わせになります。ゴーヤ特有の苦みは加熱することでやわらぐので、苦みが苦手な方におススメです。

ミヨックク(ワカメスープ)

ミヨックク(ワカメスープ)

ミヨッククのミヨッ(ミヨク)は「ワカメ」で、ククは「スープ」。ワカメを煮込んだ韓国のスープで、その優れた栄養価から出産後に女性が食べる料理とされ、また母親に感謝する意味から誕生日の定番食ともなっています。ワカメ特有のヌメリ成分は食物繊維のアルギン酸で、体内の余分なナトリウムや腸内の余分なコレステロールを排出し、高血圧や脂質異常の予防に有効に働きます。栄養価の高い牛肉と強壮作用の高いにんにくをプラスすることで、体力を強化します。

パセリ入りオクラ麦トロ

パセリ入りオクラ麦トロ

そのすらりとした姿から「レディス・フィンガー」と呼ばれるオクラは、ビタミンC・カロテン・食物繊維などを豊富に含む緑黄色野菜です。特有のネバリ成分は血圧降下作用を持ち、コレステロール低下に働きます。やまのいもとオクラを一緒に取ると、滋養がたかまり、高血圧や糖尿病の予防に有効な食べ合わせになります。

にんじん麦トロごはん

にんじん麦トロごはん

にんじんはβ―カロテンが豊富な緑黄色野菜です。カロテンが粘膜を強化してにんじんはβ‐カロテン・カリウム・食物繊維などを豊富に含む緑黄色野菜です。高い抗酸化力を持つβ‐カロテンは粘膜を強化して抗がん作用に、カリウムと食物繊維が血圧安定に働きます。やまのいものサポニンは抗酸化作用があり、酵素のカタラーゼが活性酸素の解毒に働くため、にんじんと一緒に取ると抗がん効果がさらに高まる食べ合わせになります。にんじんにはビタミンC破壊酵素のアスコルビナーゼが含まれていますが、加熱することでその効力を失活することができます。

ごま麦トロ

ごま麦トロ

やまのいもはでんぷんを分解する消化酵素を多量に含んでいるため、胃腸が弱っている時でも安心して食べることができる食材です。ヌメリ成分は、たんぱく質の吸収を促進する働きに優れています。ごまに豊富に含まれるオレイン酸やリノール酸が血中コレステロール値の低下に働き、やまのいもと一緒に取ると動脈硬化や高血圧などの生活習慣病の予防が期待できます。ビタミンB群が豊富に取れる食べ合わせです。

みかんとりんごのおろし和え

みかんとりんごのおろし和え

みかんとりんごには食物繊維のペクチンが含まれています。ペクチンはコレステロールを低下させて高血圧や動脈硬化の予防に働き、便秘予防にも有効です。みかんのペクチンは内皮部分に多く含まれているので、皮ごと食べるのがおススメです。りんごのカリウムが高血圧予防効果をさらに高めます。