イカのかけ和え

細胞の酸化が予防され、免疫力が強化される
イカのかけ和え
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2
1人分

材料

(4人分)
イカ1杯
大根150g
にんじん40g
白ごま大さじ1
米味噌大さじ1と1/2
砂糖大さじ2
大さじ1と1/2
少々

効能

コレステロール低下、抗酸化力、免疫力、糖尿病

作り方

① イカは、ワタを取り、熱湯にさっと通し、短冊に切る。皮は好みで取り除く。
② 大根は皮をむき、にんじんは皮をこそげ、ともに1cm幅の短冊切りにし、塩でもむ。
③ 白ごまをよく煎り、すり鉢でよくすり、味噌、砂糖、酢の順に加えながらさらによくする。
④ ③にイカ、しっかり水切りした大根とにんじんを入れ、和える。

解説

イカのかけ和えは、佐賀県各地で作られる郷土料理です。かけ和えとは酢味噌和えのことで、古くは五穀豊穣を神に感謝する時に供されていた料理だったといわれています。その後は祭りなどで作られるハレの日のごちそうのひとつとなりました。イカを魚にしたり、大根をきゅうりにしたりと、季節ごとに具材を変え、今では日常食として年間を通して食卓に登場する料理となっています。

コメント

イカは高たんぱくで、低脂肪、低カロリーな食材です。特有のうまみはグリシンなどの遊離アミノ酸によるもので、さらに、アミノ酸の一種であるタウリンも豊富に含んでいます。タウリンは強い抗酸化作用があり、血中コレステロールや中性脂肪を少なくする働きを持っています。酢味噌和えにすると、細胞の酸化が予防されて免疫力が強化される食べ合せになります。大根やにんじんのミネラル類や食物繊維が、体の生理機能を整え、糖尿病や脂質異常などの生活習慣病の予防に働きます。
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