のっぺい汁

栄養満点で、生活習慣病予防に有効
のっぺい汁
30
69
0.1
1人分

材料

(4人分)
干ししいたけ4個
大根50g
さといも120g
こんにゃく30g
にんじん30g
れんこん40g
厚揚げ50g
かまぼこ20g
長ねぎ20g
銀杏(ゆでたもの)8~10個
大さじ1
みりん大さじ1と1/2
しょう油小さじ2強

効能

糖尿病、脂質異常、高血圧、免疫力

作り方

① 干ししいたけはカップ4の水に一晩漬けて戻す。戻し汁は取っておく。
② 具材は5mm厚さの三角形かサイコロ状に切る。
③ 鍋にしいたけの戻し汁と②の具材を入れ煮る。
④ 材料に火が通ったらAで味を調える。
⑤ 器に盛り、銀杏を飾る。

解説

のっぺい汁は全国各地に古くから伝わっている郷土料理です。季節の具材を煮てから葛粉などでトロミをつけます。そのため汁が粘ってぬるりとすることから、「ぬっぺい→のっぺい」と呼ばれるようになったといわれています。しかし、新潟県の「のっぺい汁」は葛粉などを使わずにさといもで自然にトロミをつけるのが特徴です。汁と呼ばれていますが、汁物というよりも煮物に近く、冷ましてから食すこともあります。新潟特産の鮭を入れるなど、具材は新潟県内でも多彩なバリエーションがあり、盆や正月などのハレの日には必ず作られる家庭料理です。

コメント

野菜の持つビタミン・ミネラル・食物繊維と、厚揚げ・かまぼこの動物性たんぱく質と脂質が取れる栄養バランスのよい健康食です。さといもの主成分はでんぷんで、特有のヌメリ成分は胃腸の働きを増強し、気力を高めまる働きを持っています。干ししいたけに含まれるエリタデシンはコレステロール値を低下させ、レンチナンは抗腫瘍物質として働きます。食物繊維が豊富で抗酸化力の高い野菜を取ると、高血圧・糖尿病・脂質異常などの生活習慣病の予防に有効な食べ合わせになります。
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