がね

高い抗酸化力を持った栄養食
がね
30
422
2.6
1人分

材料

(2人分)
さつまいも80g
砂糖大さじ3
ごぼう80g
にんじん80g
たまねぎ1/4個
ピーマン1個
1個
A小麦粉100g
小さじ1
オリーブ油適量

効能

便秘、抗酸化力、抗がん

作り方

① さつまいもは5cm長さの大きめの細切りにし、水に放して水気をきり、全体に砂糖をまぶす。
② 砂糖をまぶしたさつまいもから水分が出たら、よく溶いた卵を入れ、混ぜ合わせる。
③ ごぼうは皮をこそげ、ささがきにして水に放す。
④ にんじんは皮をこそげ、3cm長さの細切りにする。
⑤ たまねぎは半分に切り、薄切りにする。
⑥ ピーマンは半分に切り、細切りにする。
⑦ ②にAと野菜を入れ、さっくり混ぜ合わせる。
⑧ 木じゃくしでカニのように形を作り、170度の油で焼き色がつくまでカラッと揚げる。
⑨ 器に盛る。

解説

出来上がりの形がカニに似ていることから「がね」と呼ばれるようになった都城地方の代表的な郷土料理です。精進料理として不祝儀の席に必ず登場し、お惣菜としても売られているポピュラーな料理です。さつまいもやごぼう、にんじんの他、その時どきの旬の野菜が使われ、お袋の味として日常の食卓に登場する揚げ物です。

コメント

さつまいもは飢饉食として青木昆陽が江戸時代に導入したことで有名な根菜です。豊富なビタミンCは熱に強い優れもので、ヤラピンという白い乳液のような成分は糖脂質の仲間で食物繊維の効果の一端を担い、便秘予防に働きます。ごぼう・にんじん・ピーマンなどの野菜や卵と一緒に取ると、栄養価に優れた高い抗酸化力を持った食べ合せになります。抗がん作用に優れ、脂質異常や高血圧などの予防も期待できる一品です。
星1つ星2つ星3つ星4つ星5つ (まだ評価がありません)
Loading...