さつま揚げ(つけ揚げ)
滋養強壮に優れ、生活習慣病を予防する
30
73
1.4
1人分
73
1.4
1人分
効能
コレステロール低下、糖尿病、滋養強壮
作り方
① 魚は包丁で粗く刻み、すり鉢に入れてなめらかになるまでよくする。
② ①にAを順番に加え、その都度よくすり混ぜる。
③ 手水をつけて②を棒状や小判型に形を整え、熱したオリーブ油で揚げる。
④ 器に盛り、しょうが醤油を添える。
② ①にAを順番に加え、その都度よくすり混ぜる。
③ 手水をつけて②を棒状や小判型に形を整え、熱したオリーブ油で揚げる。
④ 器に盛り、しょうが醤油を添える。
解説
鹿児島弁で「チッキャゲ」とよばれるさつま揚げは鹿児島県の郷土料理です。日本列島最南端の鹿児島県は沖縄との交易が盛んで、琉球料理の魚のすり身を揚げた「チキアーゲ(チキアゲ)」を原型に改良を重ね誕生したといわれています。高温多湿の鹿児島県では魚の保存に苦労し、幕末の薩摩藩主、島津斉彬ははんぺんやかまぼこも油で揚げることを奨励しました。使われる魚は、高級品だとハモ、トビウオ、エソ、グチなどで、普通はアジ、サバ、イワシなどで作られます。
コメント
アジやサバは多価不飽和脂肪酸のEPA(イコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)、タウリンを豊富に含んでいる青魚です。EPAは血中コレステロールを下げて血栓を予防し、DHAは脳の働きを活発にして記憶力や集中力を高めます。タウリンはコレステロールを低下させ、インスリンの合成や機能向上に働きます。やまいもを加えることで脳の働きや血糖値を下げる働きが高まり、卵黄よりもたんぱく質に優れた卵白と、脳の働きや血糖値を下げるやまいもを加えることで、滋養強壮が高まり、生活習慣病予防が期待できる食べ合せになります。