ピーナッツの日

①落花生の新豆が出回る時期が11月であること ②落花生の殻には2粒の豆が入っていること(双子=1と1が重なる=11) ③落花生は「畑の土」とも呼ばれることから、土を分解すると「土=十一=11」になることから、1985年(昭和60年)、全国落花生協会が記念日として制定しました。落花生はアミノ酸組成に優れたたんぱく質・脂質・ビタミンB群・Eを豊富に含んでおり、生命力を増して脳の老化を阻止する食品です。殻のまま保存すると酸化が予防できるので、購入する時は「殻付き」がおススメです。

ピーナッツ味噌

ピーナッツ味噌
落花生・味噌・ごま油が含有する脂質は、悪玉コレステロールを除去する不飽和脂肪酸です。高血圧・心臓病・動脈硬化などの予防に有効に働き、しょうがをプラスすると高血圧の予防効果がさらに高まります。落花生・味噌・ごま油のビタミンEが脳の老化防止に働き、ホルモンバランスを正常に保って更年期障害を和らげます。

ピーナッツおにぎり

ピーナッツおにぎり
落花生はたんぱく質や脂質を主成分とし、ビタミンやミネラルをバランスよく含んでいる種実です。米の糖質と一緒に取ることで三大栄養素をバランスよく取ることができ、体力や免疫力の強化に働きます。ビタミンEが豊富なごま油で揚げることでビタミンEの摂取量が高まり、不飽和脂肪酸の酸化が予防されて動脈硬化の予防が期待できます。

凍り豆腐と落花生のしょうゆ麹揚げ

凍り豆腐と落花生のしょうゆ麹揚げ
凍り豆腐はかために作った豆腐を凍結して乾燥させた保存食品で、豆腐の栄養成分が凝縮された形で含まれています。凍り豆腐1個と豆腐1/2丁の栄養価はほぼ同じで、たんぱく質はアミノ酸組成に優れ、脂質はコレステロール低下に働く不飽和脂肪酸です。落花生も凍り豆腐同様に良質なたんぱく質と不飽和脂肪酸を豊富に含んでいるため、一緒に取ると動脈硬化の予防に有効な食べ合わせになります。また、ビタミンB群やEも多く含まれているため、体力回復・老化防止・冷え性改善なども期待できます。揚げ油にオリーブ油を使うと、高いコレステロール除去や血管強化が期待できます。

エビと落花生のレタスロール

エビと落花生のレタスロール
エビのたんぱく質と落花生の不飽和脂肪酸は、ともに良質なエネルギー源として体に活力を与える栄養成分です。豆腐は消化吸収に優れ食欲増進の働きを持ち、レタスのビタミンEが血液の循環をよくするため、エビ・落花生・豆腐・レタスを一緒に取ると、体が温まり冷えを予防する食べ合わせになります。しょうがの辛み成分をプラスして、血行をよくして胃腸の働きを整えます。

落花生と果物のサンドイッチ

落花生と果物のサンドイッチ
落花生はビタミンEが豊富な種実です。抗酸化力に優れ、体内の脂肪酸化を予防して若さ維持に働きます。落花生とビタミンCが豊富ないちご・キウイフルーツを一緒に取ると、活性酸素抑制力が高まり、シミやシワを予防して美肌を作る食べ合わせになります。レタスはビタミンCの補給源になると同時に、サンドイッチの周りに添えることでパンの乾燥を防ぎます。

きゅうりの糠漬けと落花生白和えのカナッペ

きゅうりの糠漬けと落花生白和えのカナッペ
落花生と豆腐にはビタミンB1が豊富に含まれ、きゅうりは糠漬けにするとビタミンB群の含有量がグンとアップします。落花生・豆腐・きゅうりの糠漬け・小麦胚芽のクラッカーを一緒に取ると、豊富なビタミンB群がたんぱく質や脂質の代謝に働き、疲れが取れて元気が出てくる食べ合わせになります。豊富な食物繊維がコレステロール低下や便秘予防に働きます。

ほうれん草とクランベリーの落花生和え

ほうれん草とクランベリーの落花生和え
ほうれん草・クランベリー・落花生は、ほうれん草のβ‐カロテンとビタミンC、クランベリーのファイトケミカル(植物の持つ抗酸化力)、落花生の不飽和脂肪酸が組み合わさり、細胞の酸化を予防する食べ合わせになります。豊富な食物繊維がコレステロール低下に働き、落花生の良質な脂質とビタミンB1が疲労感や倦怠感の回復に働きます。ほうれん草のβ‐カロテンは落花生の脂質によって吸収率が高まります。