すいかの日

すいかの模様を綱に見立てた「つ=2」「な=7」の語呂合わせと、旬が7月であることから、7月27日が記念日に制定されました。「ウォーターメロン」と呼ばれるすいかは水分が多く、利尿作用を促してむくみを取る効果に優れた食品です。果肉の赤い色はリコピンで抗酸化力が高く、含有されているシトルリンは血流改善や疲労回復効果があり、厚生労働省が食品への使用を認可して以来、ガムやドリンクなどの配合商品が販売されています。

すいかサラダ

すいかサラダ
すいかの果肉はほとんどが水分で、余分な熱を冷ます働きと利尿作用を持っています。赤い果肉は強い抗酸化力を持つリコピンで、細胞の酸化を予防する働きを持っています。すいか・チーズ・オリーブを一緒に取ると、良質なたんぱく質・脂質・ビタミン・カルシウムなどが細胞の酸化を予防し、若さ維持に働きます。すいかの種は維管束と呼ばれる管につながっていて規則正しく並んでいるので、この並びに沿って切ると切り口表面に集中している種を簡単に取ることができます。

すいかの皮のスープ

すいかの皮のスープ
すいかは高い利尿作用を持った食品で、利尿作用は果肉よりも皮の部分(白い部分)の方が優れています。同様に高い利尿作用を持つきゅうりと一緒に取るとその効果が倍増します。トマトとスイカのリコピン、トマトのカロテンとビタミンCが高い抗酸化力を発揮して細胞酸化に働きます。食物繊維も豊富なレシピなので、コレステロール値低下や便秘解消が期待できます。

すいか白玉と小豆のスイーツ

すいか白玉と小豆のスイーツ
白玉粉はもち米の加工品で粒が細かく独特の風味を持っています。栄養価はもち米に準じ、貯蔵性に優れて消化がよく、ゆでてもかたくならない特徴を持っています。すいかの果糖やブドウ糖は即エネルギー源として働き、小豆のビタミンB1と食物繊維が疲労回復や便秘解消に働きます。すいか・白玉・小豆は、夏の暑さに疲れた体を素早く回復し、体力強化に優れた食べ合わせです。