タコの日

1996年(平成8年)、タコの足が8本あることから、広島県の三原観光協会が記念日として制定しました。タコは日本では古くから食されている食品ですが、ヨーロッパや中東ではデビルフィッシュ(悪魔の魚)と呼ばれています。高たんぱくで低カロリーのためダイエット食品として人気があり、タウリンを多く含んでいます。

タコのマリネ

タコのマリネ
タコは高たんぱくで低脂肪、さらに消化に時間がかかることから、ダイエットの補助食品として人気があります。血中コレステロール値を下げる働きを持っており、とうもろこしやセロリと一緒に取ると、その効果がさらに高まります。カロテンが豊富なにんじんをプラスすることで、抗酸化力を高め、冷え性改善も期待できます。

タコ・ドライいちじく・みょうがの和え物

タコ・ドライいちじく・みょうがの和え物
タコに含まれるイノシン酸には、血液の循環をよくして血を補う働きがあります。そのため、いちじくやみょうがと一緒に取ると、血液の停滞が取り除かれ、痔の症状改善に働く食べ合わせになります。みょうがには血液の流れをよくする働きがあり、いちじくに豊富に含まれる食物繊維のペクチンが腸の働きを促すため、便通が整えられて便秘や痔に効果的に働きます。

タコとキムチの炒め物

タコとキムチの炒め物
脂質や糖質が少ないタコと発酵食品であるキムチを一緒に取ると、生活習慣病を予防しダイエットにも有効な食べ合わせになります。にらの硫化アリルが豚肉のビタミンB1の吸収を高めるので、疲れが取れ、食欲不振や精神安定の効果が期待できます。キムチ、にら、にんじんはともに抗酸化力が高く、細胞の酸化を防ぎ、老化やがん予防に有効に働きます。

タコのじゃがいも包み揚げ

タコのじゃがいも包み揚げ
タコに含まれる遊離アミノ酸のタウリンには、血中コレステロール値を下げて血圧を安定させる働きがあり、じゃがいもに豊富に含まれるカリウムと一緒になって、高血圧を予防し血圧を正常にします。じゃがいもの豊富に含まれるビタミンCは加熱に強い優れもの。粉チーズでたんぱく質を、パセリを添えてビタミンCを補います。

タコ飯

タコ飯
タコ飯は愛媛県今津の名物料理です。漁師が取れたてのタコをぶつ切りにして、船上でご飯に炊き込んで食した漁師飯で、うまみと風味に溢れ、タコから出る色素でほんのり桜色に炊き上がります。瀬戸内海のタコは春の訪れとともに身が締まり、春先には「木の芽ダコ」と呼ばれるうまみの高い小ダコが収穫されます。タコは北海道から九州に至る各地の浅瀬の岩礁に棲んでおり、同様の料理は瀬戸内海周辺の海岸地域や茨城県などでも作られています。

白髪ねぎ添えタコの熱々油がけ

白髪ねぎ添えタコの熱々油がけ
タコは脂質や糖質が少なく、さらに消化に時間がかかることからダイエットの補助食品として利用されています。ねぎと一緒に取ると、ねぎの胃液を分泌して消化を助ける働きにより消化が助けられます。血中コレステロール低下や血液サラサラに働くタウリンを豊富に含み、パセリやブルーベリーの鉄分によって貧血や冷え性が予防されます。ねぎの硫化アリルは水溶性なので、水にさらし過ぎないように注意しましょう。

タコときゅうりの豆板醤和え

タコときゅうりの豆板醤和え
タコは高たんぱくで脂質や糖質が少ない低カロリー食品です。血中コレステロール値を低下させるタウリンを豊富に含み、血栓予防や血圧安定に優れた働きを発揮します。豆板醤・ごま油・松の実の抗酸化力が細胞の酸化予防に働き、タコと一緒にインスリン効果を高める作用も期待できるので、糖尿病の改善にも有効です。みょうがと食べ合わせると門脈系の血流がよくなり、痔の症状改善に働きます。