ホタテ貝
解説
舟の帆に似た貝殻が、殻を立てて海面を移動するという俗信からこの名がついたといわれています。キリスト教では聖大ヤコブの象徴として扱われています。青森から北海道にかけての波の静かな寒海に住み、特有の香りとあま味を持っています。干したものは「干貝(カンペイ)」と呼ばれ、あわび、いりこ、ふかひれとともに中華料理の「四大珍味」です。
成分
たんぱく質が豊富で脂肪は少ない。遊離アミノ酸のタウリンが多い。ビタミンEやビタミンB2、B12を含有。鉄分や亜鉛などのミネラル類を多く含む。うまみ成分はグルタミン酸やイノシン酸。
調理ポイント
加熱しすぎるとかたくなるので注意する。
殻から身を外す時は、平らな方を上にして隙間からナイフを差し込み、上の殻についている貝柱を殻に沿って切るとよい。
腸内に毒を持つことがあるので、殻付きの物は貝柱とヒモ以外は食べないようにする。
ヒモからはよい汁が取れるので、ソースのベースなどに利用するとよい。
殻から身を外す時は、平らな方を上にして隙間からナイフを差し込み、上の殻についている貝柱を殻に沿って切るとよい。
腸内に毒を持つことがあるので、殻付きの物は貝柱とヒモ以外は食べないようにする。
ヒモからはよい汁が取れるので、ソースのベースなどに利用するとよい。