さやえんどう

sayaendo

解説

エンドウの若ざやを食べる緑黄色野菜で、在来種は絹織物のようにやわらかい、あるいはこすりあわせると絹ずれのような音がすることから「絹さや」と呼ばれています。スナップえんどうも同種で、原産地は中央アジアから中東あたりといわれています。「豌豆」の「豌」の字は、つくりの「宛」が曲がった輪を意味し、「細く曲を描いた眉→美しい容姿」の意味を持っています。

成分

たんぱく質と糖質が多い。ビタミン類ではビタミンCが特に豊富で、カロテン、B1、B2も多く含まれている。食物センイも多い。

調理ポイント

ビタミンCは水に溶けやすく、加熱に弱いので、ゆでる時は短時間にするとよい。ゆで上がったらさっと冷水に放し、余熱をすばやく取ってビタミンの損失を防ぐ。色止めの効果もある。
カロテンは油と一緒に取ると効果的なので、油炒めやごま和えなどの料理に向く。
収穫後も呼吸をしているので、冷蔵庫で保存するとよい。

レシピ