パーム油

palm-oil

解説

アブラヤシ(オイルパーム)の核から採取される油です。主産地はマレーシアやインドネシアを始めとする熱帯地ですが、原産地はアフリカ西海岸といわれています。単位栽培面積から取れる油の量は、大豆の15倍、菜種の10倍と収穫の効率が高く、さらに価格が安く天候の影響を受けないため、1970年代以降、急速に栽培が拡大しました。大豆アレルギーの代替食品としても利用されています。

成分

脂質の主成分は、バルミチル酸約44%、オレイン酸40%を含有。ビタミンA、E、Kを含んでいる。

調理ポイント

ビタミンCを含有する食材と一緒に取ると、風邪予防や美肌づくりの効果が高まる。
カルシウムの多い食材と一緒に取ると、骨を丈夫にする働きが強まる。
揚げ物、炒め物に向く。