マーガリン

margarine

解説

バターの代用品として1869年、フランスで誕生。当時戦争中だったフランスでは必需品であったバターが不足し、ナポレオン3世によって代用バター懸賞募集が実施され、メージュ・ムーリエによって発明されました。ギリシャ語の「margarite=真珠」にちなんで命名されました。日本には在住欧米人のために明治中期に輸入され、「人造バター」としてつくられ、1952年にマーガリンの名称に統一されました。
●マーガリンの種類
マーガリン:油脂80%以上のもの
ファットスプレット:油脂80%未満のもの

成分

原料油脂は植物性油脂で、脂質は80%以上。脂質の約90%が不飽和脂肪酸で、必須脂肪酸のリノール酸、リノレン酸、アラキドン酸を含有。ビタミンAの含有が高く、E、Kも多く含まれている。

調理ポイント

カルシウムの多い食材と一緒に取ると、ビタミンKの働きで効率よく吸収され、骨の強化になる。

レシピ