すりおろしたにんじんと、ブルーベリーを一緒に焼きこんだケーキは、眼に栄養を与え疲れた眼をサポートする働きが期待できるスイーツです。ドライアイにも有効で、無塩バターと卵のビタミンAがその効果をさらに高めてくれます。にんじんのカロテンは皮に多く含まれているので、有機栽培のものを利用して皮ごとすりおろすと効果的です。
緑黄色野菜のブロッコリーはキャベツの仲間で、蕾にも茎の部分にも栄養素がたっぷり含まれています。発がん抑制作用の高い化学物質スルフォラファンを含有し、さらに活性酸素解毒に働くβ‐カロテンも豊富なため、老化防止にも有効です。残りがちな茎を利用して作るケーキは、食物繊維も豊富に含まれているため腸内の環境を整えて便秘解消に働きます。全粒粉を使うと、ビタミンB群が補われ糖質や脂肪が分解されます。
赤米の赤い色はポリフェノール系の一種のタンニンで、抗酸化力が強く細胞の若さを維持する働きがあります。お赤飯のルーツともいわれ、食物センイも豊富です。干ししいたけには水溶性の食物センイが豊富に含まれ、お腹をスッキリさせると同時にコレステロールを下げる働きもあります。ジャコはカタクチイワシの稚魚を干して作ったものです。
玄米は食物繊維・ビタミンB群・ミネラル類を豊富に含む穀類で、食物繊維は白米の約6倍も含まれています。玄米・ヒジキ・ごぼうを一緒に取ると、ヒジキの水溶性食物繊維とごぼうの不溶性食物繊維がプラスされ、整腸作用が高まり便秘解消に有効な食べ合わせになります。玄米は消化のよくないのが欠点ですが、お粥にすると消化がよくなります。
ごまに豊富に含まれる良質な脂質の不飽和脂肪酸は、常食すると血管を丈夫にして細胞の酸化を予防します。不飽和脂肪酸はビタミンEの働きと一緒に、細胞をイキイキとさせて美肌や黒髪作りに働きます。ごまはよく炒り十分にすって消化吸収を高めましょう。はと麦は中医学(中国伝統医学)では、むくみを和らげ肌荒れやシミの予防があるとされる食材です。
