アジと切り干し大根・みょうがの土佐酢和え
アジの脂質は血液中の悪玉コレステロールや中性脂肪を減らし、善玉コレステロールを増やす働きに優れています。そのため、血液の流れがスムーズになり、心筋梗塞や動脈硬化の予防に有効に働きます。食物繊維が豊富な切り干し大根と一緒に取ると、より高い血栓予防効果が期待できます。みょうがの食物繊維とカリウムが心筋梗塞予防効果をさらに高めます。
アジのじゃがいもはさみ揚げ
アジとじゃがいもは、アジに多く含まれるEPA(イコサペンタエン酸)が血小板凝集を抑制して血液をサラサラにし、じゃがいものカリウムが余分なナトリウムを排出してバランスを保つため、血栓予防が期待できる食べ合わせです。ねぎをプラスすることで、血小板の凝集抑制作用がさらに高まり、心筋梗塞予防効果がさらに高まります。
しいたけとお麩のシラス入り卵とじ
しいたけは強力な抗ウイルス・抗がん作用を持ち、造血作用に働くビタミンB12、造骨作用に働くビタミンDを含有し、免疫力調整に働くきのこです。麩は小麦粉を原料に作られる消化吸収に優れた栄養食品で、小麦グルテンに含まれるグルタミンには免疫機能の低下を防ぐ働きがあります。そのため、しいたけと麩を一緒に取ると、免疫力が高まる食べ合わせになります。卵でビタミンA・E、シラス干しで食物繊維をプラスして、炎症抑制効果を高めます。
ドライフルーツおこわ
ドライフルーツに含まれる豊富な食物繊維は、免疫系の働きを高めて抗炎症性を発揮するため、ぜんそく予防が期待できる食べ物です。さらにドライフルーツの抗酸化力が、免疫力強化に働きます。もち米には胃腸をはじめとする消化器系全般を丈夫にし、体内を温める作用もあるので冷え性改善も期待できます。付け合せにはビタミンCが豊富な野菜をどうぞ。
スジョングァ(水正果)
スジョングァは食後の口直しとして人気の高い韓国の伝統的な飲み物です。甘い干し柿と辛みのあるしょうが、シナモンの香りが調和し、体が温まる飲み物です。干し柿とくるみの食物繊維と抗酸化力が免疫力の働きを高め、咳やぜんそくなどの症状緩和に働きます。胃腸の働きも高まる食べ合わせです。
イワシと乾物のつくね
イワシに豊富に含まれる脂質は、必須脂肪酸であるオメガ3脂肪酸のEPA(イコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)で、EPAには抗ぜんそく効果があります。食物繊維が豊富な切り干し大根、ヒジキ、ホールコーンと一緒に取ると、免疫系の働きが高まり、炎症性疾患抑制に働く食べ合わせになります。糖尿病やがん抑制にも有効な一品です。