小豆とハムのマリネ

小豆とハムは、小豆のカリウムとハムのビタミンB1の働きにより、食欲が増進され疲れが取れる食べ合わせです。レモンと酢のクエン酸は単体よりも、ビタミンB群と一緒に取ると効果的で、より高い疲労回復効果が期待できます。むくみを取り、血流をよくする働きにも優れています。

赤じそごはん

梅漬けの赤じそで作る炊き込みごはんは、食欲が湧き、夏の疲れた体におススメのレシピです。しそは古くから胃腸の働きを増進する・解毒・発汗・解熱などの効能から、薬として用いられてきた野草です。赤じそに含まれるアントシアニン系色素のシソニンは、強い抗酸化力を持っており、活性酸素除去に有効に働きます。胚芽米のビタミンB群や食物繊維が疲労回復や整腸作用に働きます。

ねぎとベーコンの青じそ巻きフライ

ねぎは体を温め、初期の風邪予防に有効に働く野菜です。また、胃液の分泌を促して消化を助け、ビタミンB1の吸収を高める働きを持っているため、ベーコンと一緒に取ると、疲れが取れて食欲が増進される食べ合わせになります。青じそのβーカロテンが抗酸化力を発揮します。

鶏ササミ肉・きゅうり・油揚げの梅じょう油添え

鶏ササミ肉・きゅうり・油揚げは、酢と一緒に取ることで良質な脂質やたんぱく質が体内によく吸収され、滋養に優れたヘルシーな食べ合わせになります。梅干しのクエン酸が疲労を回復してエネルギー代謝を高めるため、食欲のない時におススメです。梅干しの有機酸が食欲増進に働き、ダイエット食や糖尿病予防食としても優れています。

きゅうりと焼き豚のごま酢油漬け

きゅうりはウリ科の夏野菜で、生食すると体内の余分な熱を冷ます作用に働きます。カリウムも豊富に含んでおり、にんじんのカリウムと一緒に血圧正常化に働きます。焼き豚のたんぱく質・脂質・ビタミンBが体力強化と疲労回復に、酢の有機酸が食欲増進に働きます。

なすと豚ひき肉のカレー炒め

なすは体を冷やす働きを持っており、体のほてりやのぼせに優れた効能を発揮する夏野菜です。植物油と一緒に取ると血中コレステロールを抑え、体を冷やす作用がやわらぎます。なす・豚ひき肉・たまねぎを一緒に取ると、疲労回復に優れた食べ合わせになります。カレー粉の刺激が食欲を増進させ、暑さ負けの時におススメの一品です。

苦瓜と豚肉のジョン

苦瓜と豚肉は、苦瓜特有の苦み成分であるモモルデシンが食欲を増進させ、豚肉のビタミンB1が糖質を分解して疲労感や倦怠感を回復するため、食欲が落ちて夏バテ気味の体を元気にしてくれる食べ合わせです。ビタミンB1はねぎやにんにくの硫化アリルと一緒に取ると吸収率がアップします。苦瓜は利尿効果も高く、血管を強化するビタミンCも豊富な夏野菜です。

エビの豆腐花(トウフファー)風黒酢がけ

豆腐は大豆の栄養素をそっくり持ち、さらに消化吸収に優れているため夏バテで食欲がない時に最適の食品です。また、ビタミンB群と共同してエネルギーを生み出す働きを持つマグネシウムを含有しているため、ビタミンB1を含む落花生と一緒に取ると疲労回復に有効な食べ合わせになります。エビでたんぱく質を補い、黒酢の有機酸が疲労回復をさらに高めます。

ウナギときゅうりの天ぷら

たんぱく質・脂質・ビタミン・ミネラルが豊富なウナギは、夏バテを予防し体力を増強する代表的な食材です。ウナギと青じそを一緒に取ると、青じその胃腸の働きを高める働きがウナギの栄養成分を無駄なく吸収するため、体力強化や疲労回復に優れた食べ合わせになります。しそは熱を加えすぎると香りも栄養も半減してしまうので注意。きゅうりは加熱すると利尿作用が高まる性質を持っています。

豚バラ肉のパイナップル甘酢漬け

パイナップルのクエン酸は胃液の分泌を盛んにして、消化吸収を高める働きを持っています。豚肉とパイナップルはともにビタミンB1、B2を豊富に含んでいるため、一緒に取ると疲れを取り夏バテ予防に最適な食べ合わせになります。きゅうりとパプリカでビタミンCを補い、にんにく・しょうがでビタミンB1の吸収を高めます。バラ肉には皮膚病や血栓を予防するナイアシンが豊富に含まれています。