牛ひき肉ともち米の揚げ団子

もち米は体力を強化する働きを持ち、血行をよくして体を温める作用に優れています。栄養価が高く増血作用のある牛肉と一緒に食べ合わせると、冷え症改善に有効に働きます。鉄やビタミンEの豊富な松の実をプラスすることで、血行をさらに高め、貧血予防にも有効です。

牛肉とにらのキムチ和え

牛肉は良質のたんぱく質・脂質・鉄などを含む栄養価の高い肉で、増血作用に優れ、体力や気力の充実に働きます。強壮作用の高いにらは胃腸を温めて冷え性予防に働き、抗酸化力の高いキムチと一緒に取ると、体を温める効果は倍増します。腰痛や脚のだるさにも有効な一品です。

エビと落花生のレタスロール

エビのたんぱく質と落花生の不飽和脂肪酸は、ともに良質なエネルギー源として体に活力を与える栄養成分です。豆腐は消化吸収に優れ食欲増進の働きを持ち、レタスのビタミンEが血液の循環をよくするため、エビ・落花生・豆腐・レタスを一緒に取ると、体が温まり冷えを予防する食べ合わせになります。しょうがの辛み成分をプラスして、血行をよくして胃腸の働きを整えます。

エビとかぼちゃのコーン入りトロトロオムレツ

高たんぱくで低脂肪のエビはダイエットに向く食材です。含有している核酸が血行を促し、体を温めて腎機能を高めます。カロテンが豊富でビタミンやミネラルをバランスよく含んでいるかぼちゃと、老化や健脳に優れた卵を一緒に食べ合わせると、体力が強化されて血行がよくなり体の中から温まります。卵は半熟状にすると消化率が高まります。

タイとれんこんのにんにくチップスサラダ

れんこんは鉄分やビタミンB12を含む増血作用に優れた根菜です。タイに含まれるマグネシウムや銅などのミネラルと一緒にれんこんを取ると、増血作用がさらに発揮され高まる食べ合わせになります。にんにくに含まれるスコルジニンは新陳代謝を活発にして血行をよくする働きに優れ、冷え性予防に有効に働きます。タイは常食すると血色がよくなるといわれています。

タイとアナゴのかぶら蒸し

タイは高たんぱくで低脂肪な白身魚で、お腹を温め胃腸を整える働きを持っています。かぶも同様に胃腸を温める働きを持っているので、タイとかぶを一緒に取ると、胃腸を温めて冷えを取り除く食べ合わせになります。滋養強壮に優れ内蔵を温める作用のあるアナゴをプラスして、冬の体を内面から温めます。消化吸収力は蒸すと一層高まります。

アサリときゅうりの海苔酢

海苔はビタミン・ミネラル・食物繊維などを豊富に含んでいます。特に水溶性の食物繊維はナトリウムが腸から吸収されるのを防ぐと同時にカリウム放出にも働き、カリウムやカルシウムの働きと一緒に、血圧降下に有効に働きます。アサリのタウリン、きゅうりのカリウム、酢のアルギニンが高血圧予防効果をさらに高めます。

さつまいも・昆布・小豆の煮物

さつまいもと昆布は生活習慣病の予防に優れた食べ合わせです。コレステロールやナトリウムを体外に排出する働きに優れ、豊富な食物繊維が腸内の環境を整え便秘予防にも有効です。小豆のカリウムと食物繊維をプラスすることで、体内の余分な塩分や老廃物が排出され、高血圧予防効果がさらに高まります。

じゃがいもとブロッコリーのクリームチーズ和え

じゃがいもはカリウムの王様と呼ばれるくらい、カリウムを豊富に含んでいる根菜です。ブロッコリーはカルシウムを豊富に含み、豆類の食物繊維と一緒に高血圧や動脈硬化の予防に働きます。クリームチーズと牛乳のカルシウムが血圧上昇を予防し、良質なたんぱく質が血管強化に働きます。

牛肉のごま焼きおろし添え

ごまは成分の約50%強が良質な不飽和脂肪酸のリノール酸やオレイン酸です。不飽和脂肪酸はコレステロールを調整して、高血圧や動脈硬化予防に働き、常食すると血管がしなやかになり、生活習慣病の予防に効果を発揮します。牛肉の良質なたんぱく質と一緒に取ると、丈夫な血管が作られます。大根の食物繊維・じゃがいもとにんじんのカリウムがプラスされ、高血圧予防効果がさらに高まります。