ごま油
解説
ごまの種子から圧搾抽出してつくられる油です。ごまの原産地はアフリカといわれ、古代より食用や薬用として利用されていたことがエジプトの象形文字で書かれ、残っています。日本では奈良時代にごま油がつくられ利用されていたと推測され、平安時代の『延喜式』にはごま油の使用についての記載が残っています。上質の墨にはごま油を燃やして取れる細かいススが使われています。
成分
脂質の主成分は、不飽和脂肪酸のリノール酸が45%、オレイン酸が40%。ビタミンE、Kが含まれ、ゴマリグナン類を含有している。
調理ポイント
酸化を防ぐゴマリグナン類とビタミンEが多く含まれているため、加熱時の酸化が起こりにくいので、揚げ油に向いている。また、保存効果も高い。
カロテンの多い食材と一緒に取ると、吸収率がアップし、抗酸化力が高まる。
カルシウムの多い食材と一緒に取ると、骨を丈夫にする働きが強まる。
カロテンの多い食材と一緒に取ると、吸収率がアップし、抗酸化力が高まる。
カルシウムの多い食材と一緒に取ると、骨を丈夫にする働きが強まる。