大麦
解説
原産地は西アジアから中央アジアの乾燥地帯で、古代エジプトのツタンカーメン王の墓からも発見されており、世界最古の穀物のひとつといわれています。日本には3~4世紀に中国・朝鮮経由で伝来し、奈良時代に栽培が広がり、米と混ぜて食べられるようになったといわれています。寒さや乾燥に強いイネ科の越年草で、世界各地で栽培されています。
成分
水溶性と不溶性の食物センイを豊富にバランスよく含んでいる。カルシウム、カリウム、鉄分などのミネラル類や、ビタミンB1を含有している。ポリフェノール系の成分を含んでいる。
調理ポイント
クセがないのでスープの具やサラダに使うとよい。
精白・製粉することが難しいので、押し麦を利用するとよい。
精白・製粉することが難しいので、押し麦を利用するとよい。