チンゲン菜の麻婆春雨

チンゲン菜の食感と、春雨のツルツル感がうれしい麻婆春雨。甜麺醤をつかった甘めの仕上がりで、3歳の息子の好物。ビールが進む一品でもあります。
チンゲン菜の麻婆春雨

材料

(2人分)
チンゲン菜1株
春雨50g
にんじん5cm
Aしょうがのみじん切り1かけ分
にんにくのみじん切り1かけ分
サラダオイル小さじ1
甜麺醤大さじ1
しょう油大さじ1
B顆粒鶏がらスープ小さじ1
100cc
ごま油小さじ2

作り方

戻す
春雨はハサミで半分の大きさに切り、熱湯をかけて軽くほぐし、しばらく置く。
手順1
切る
チンゲン菜は葉と茎を分け3~4cm、豚肉は食べやすいサイズ、にんじんは細切りにする。
手順2
炒め煮る
フライパンに豚肉とにんじん、Aを入れて、豚肉に火が入るまで炒める。チンゲン菜の茎の部分とザルにあけた春雨、Bを加えて、温まるまで煮込む。
手順3
仕上げ
チンゲン菜の葉の部分とごま油を加え味を調える。皿に盛り付け、お好みで白いりごまをふりかける。
手順4

ポイント

②で茎の部分を蒸し煮にする時は、途中でいちど上下をひっくり返してください。

チンゲン菜で鉄分補給

9月中旬になると夜には鈴虫の音を楽しめるようになります。日中も時おり爽やかな風が吹き、秋の到来を肌で感じることができる時期です。『爽やか』と言う言葉は現代では季節をとわず使われることが多いですが、本来は蒸し暑い夏を体験した後だからこそ体感できるとされ、今でも俳句の世界では秋の季語として使われています。

秋の味覚といえば栗やさつま芋、かぼちゃなどがあげられます。また中華料理に欠かせないチンゲン菜も秋から旬を迎える葉野菜です。チンゲン菜は同時期に旬を迎えるホウレン草や小松菜と同様に造血作用のある鉄分が多く含まれています。鉄分不足は各組織への酸素の供給量の低下を招き、貧血や動悸・息切れ、倦怠感など引き起こすので日々欠かせない栄養素です。チンゲン菜には鉄分の吸収を高めるビタミンCも含まれているので、女性は積極的に食べるよう心がけましょう。

チンゲン菜はアクが少なく下ゆでせずに調理でき煮崩れがしにくため、家庭で扱いやすい食材です。炒めものやスープ、蒸し物などで積極的につかって鉄分を補給して、元気に秋を過ごしてくださいね。
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