菊のはりはり漬け

動脈硬化の予防やコレステロール低下に有効
菊のはりはり漬け
30

材料

(できあがり100g)
菊の花(阿保宮)40g
切り干し大根20g
きくらげ2個
にんじん4cm長さのもの10g
A鷹の爪1/3本

効能

動脈硬化、コレステロール低下

作り方

① 菊の花は酢少々を入れた熱湯でさっと湯がき、冷水に取り水気を絞る。
② 切り干し大根は水洗いしてから、たっぷりの水に浸けて戻す。
③ きくらげは水で戻し、石づき部分を手でちぎり取り、細切りにする。
④ にんじんは皮をこそげ、細切りにする。
⑤ 鷹の爪は種を取り、小口切りにする。
⑥ 鍋にAを入れて火にかけ、さっと煮立てて火を止め、鷹の爪を加え、冷ます。
⑦ 冷めた⑥に菊、切り干し大根、きくらげ、にんじんを漬け込む。2~3時間以上漬けると味が馴染んでおいしくなる。

解説

はりはり漬けとは、細切りや割り切りして干した大根(切り干し大根)を漬け汁に漬けたもので、噛むとパリパリ音のすることから、この名で呼ばれている料理です。切り干し大根は乾燥野菜の代表格で、太陽の光を浴びることでデンプンが糖化されて甘みが増し、ビタミン・ミネラルなどの栄養成分が凝縮され、食物繊維含有も高い健康食品です。菊の持つビタミンE・Cや薬効成分とにんじんのβ‐カロテンが体内の細胞酸化予防に働き、きくらげと一緒に取ると、動脈硬化の予防やコレステロール低下に有効な食べ合わせになります。切り干し大根やきくらげの豊富な食物繊維がその効果をさらに高め、酢の有機酸が蓄積しやすい脂肪の分解に働き血行をスムーズにします。
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