味噌麦トロ

味噌麦トロ

発酵食品である味噌は、熟成の過程で原料である大豆にはほとんど含まれていないビタミン類が生成され、新陳代謝を活発にして健康体を作ります。消化酵素ジアスターゼや活性酸素解毒に働くカタラーゼなどを含むやまのいもと一緒に取ると、より滋養に優れ、老化や糖尿病の予防が高まる食べ合わせになります。

抹茶入り田舎まんじゅう

抹茶入り田舎まんじゅう

茶葉を粉末にした抹茶は、茶葉の持つ栄養成分を無駄なく取り入れることができ、特有の苦みは砂糖と相性がよいためお菓子をはじめとする様ざまな食品に利用されています。茶葉に含まれる脂溶性ビタミンのAやEは、お茶として飲む時よりも丸ごと摂取できる抹茶の方が無駄なく取り入れることができます。粘膜強化や老化防止の働きに優れています。抹茶・小麦粉・小豆を一緒に取ると、老化防止や体力強化、疲労回復効果が期待できます。

ゆでまんじゅう

ゆでまんじゅう

小麦粉と小豆あんで作るシンプルなゆでまんじゅうです。小麦の主成分は糖質で、気力を増す働きを持ち、常食すると胃腸を丈夫にして体力強化に働きます。小豆のビタミンB1と一緒に取ることで、体力が高まると同時に、水分代謝をよくして体のほてりやむくみ緩和に働きます。冷たくなったら焼いて食べると美味しいです。

椿餅

椿餅

椿餅は道明寺粉で作った生地で餡を包み、椿の葉2枚ではさんで作る餅で、柏餅や桜餅の元になった和菓子といわれています。ここでは椿の花に似せた椿餅を作りましょう。生地に使われる上新粉と白玉粉は、ともにでんぷん・たんぱく質が豊富に含まれ、胃腸を丈夫にする働きに優れています。食べ続けることで体力がつき、白玉粉は体を温める作用に優れています。

水無月(みなづき)

水無月(みなづき)

水無月とは、ういろうに小豆をのせた和菓子です。白いういろうは氷をイメージしており、氷が貴重品だった昔、氷の代わりに食べることで夏バテを予防し、夏を元気に乗り切れると言い伝えられてきました。白玉粉や上新粉に含まれる豊富な糖質やたんぱく質が消化器系全般を丈夫にして体力を強化し、小豆のビタミンB1が疲れや肩こりの予防に働きます。

酒まんじゅう

酒まんじゅう

この日に作られる酒まんじゅうは、本来は米麹で作ります。米麹を使うことで冬場の餅の代わりにしたものですが、現在では酒かすや日本酒を利用して作られるのが一般的です。ここではやまのいもを加えて新陳代謝を高め、体力強化や免疫力を高める酒まんじゅうを作りましょう。しっかりした生地にしたい時は薄力粉の量を増やしてください。

あられ

あられ

固いものを食べて「歯固め」を行う行事の主役はお正月の鏡餅です。現在では6月まで鏡餅を残しておくことはめったにありませんが、古来、この日は歯ごたえのあるものを食べて丈夫な歯を作る風習がありました。もち米から作られる餅は胃腸をはじめ消化器系全般を丈夫にして、体力強化に働く食品です。かたくなった餅を油で揚げて塩を振るシンプルなおかき。しょうゆと砂糖で甘辛くしたり、青海苔や七味を振るなどバリエーションを楽しんでください。

タラとほうれん草のグラタン

タラとほうれん草のグラタン

タラは良質なたんぱく質やカルシウムを豊富に含む白身魚です。牛乳やチーズと一緒に取ると、良質なたんぱく質が体力を強化し、カルシウムが骨や歯を強化して骨粗鬆症の予防に優れた食べ合わせになります。淡白な味のタラはコクのあるクリームとの相性がよく、一緒に調理するととてもおいしくなります。

ほうれん草の蒸しパン

ほうれん草の蒸しパン

ほうれん草のβ‐カロテン・鉄分・カルシウムと、レーズンやくるみの抗酸化力や食物繊維が豊富に取れる蒸しパンです。小麦粉や砂糖が即エネルギー源となり、体力が強化され、美肌や老化防止、貧血予防も期待できます。砂糖はミネラル含有のものを使用すると、栄養価がさらに高まります。

ねぎと麩の炊き合わせ

ねぎと麩の炊き合わせ

麩は小麦粉に含まれるグルテから作られる日本の伝統的な食品で、植物性たんぱく質やミネラル類などを豊富に含む高たんぱく・低脂肪の食品です。ねぎの白い部分は淡色野菜で、緑の葉の部分は緑黄色野菜。栄養成分は異なりますが優れた薬効を多く含んでおり、麩と一緒に取ると体力が高まり、体を温めて風邪を予防に働きます。ワカメのカリウムが血圧安定に働く、ヘルシーなダイエットメニューです。