小豆れんこん
小豆は主成分の糖質やたんぱく質に加え、ビタミンB群や食物繊維を豊富に含んでいます。特に糖質を分解してエネルギーに変える働きを持つビタミンB1は、玄米に近い量を含んでおり、疲労回復・筋肉痛・肩こり・夏バテなどに優れた効果を発揮します。皮に含まれるサポニンがコレステロールや中性脂肪を低下させ、余分な塩分を排出するカリウムの働きと一緒に、優れた利尿作用を発揮してむくみ予防に働きます。食物繊維が豊富なれんこんと一緒に取ると、便通がよくなり、悪玉コレステロールの生成が抑えられて体調が整う食べ合わせになります。小豆は甘く煮ると糖分の燃焼にビタミンB1が消費されてしまうので、できれば甘さは控えめに。ここでは塩味で調えましょう。