羊肉とグレープフルーツのカレー

羊肉とグレープフルーツのカレー

羊肉はアミノ酸バランスに優れた良質なたんぱく質を持ち、脂肪分は少なく、鉄分を豊富に含んでいるため「女性の肉」と呼ばれています。カルニチンというアミノ酸の一種の成分が脂肪燃焼に働くため、ダイエットに有効です。抗酸化力の高いにんにく・しょうが・カレー粉が、細胞の酸化を防いで免疫力を向上させ、ビタミンCが豊富なグレープフルーツがプラスされることで鉄分の吸収が高まり、貧血予防に有効です。

野菜の煮しめ

野菜の煮しめ

根菜類を中心に作る野菜の煮しめは、炭水化物・ビタミン・ミネラルが豊富に含まれ、生活習慣病の予防に優れた食べ物です。豊富なカリウムが体内のナトリウムを調整し、食物繊維が血中コレステロールや腸内の老廃物を排出し、高血圧や脂質異常の予防に働きます。免疫力が強化され、便秘解消にも有効です。

ザジキ(ヨーグルトときゅうりのディップ)

ザジキ(ヨーグルトときゅうりのディップ)

ザジキはヨーグルトときゅうりで作るギリシャ料理で、もっともポピュラーなディップソースです。ヨーグルトのビフィズス菌は常食することで便秘や下痢に有効に働き、体の免疫機能を高める働きにも優れています。きゅうりの水分は絞らずにふき取ると、シャキシャキ感が楽しめます。パンに付けたり、肉・魚・野菜料理の付け合わせにもおススメです。

全粒粉入りヨーグルトホットケーキ

全粒粉入りヨーグルトホットケーキ

全粒粉は小麦を丸ごと挽いて粉にしたもので、ビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富に含まれています。良質なたんぱく質や脂質を含む卵・牛乳・ヨーグルトと一緒に取ると、生命維持に必要な三大栄養素を取ることができ、体力が強化され免疫力が高まる食べ合わせになります。豊富なビタミンAが眼に栄養を与えて粘膜を強化し、食物繊維と乳酸菌が腸の働きを整えて便秘解消に働きます。

すいとん

すいとん

小麦粉の主成分は糖質で、常食すると胃腸が丈夫になり体力が強化されます。水分代謝を高める働きもあり、喉の渇きを止める効果が期待できます。豚肉のビタミンB1が疲れを取り去り、しいたけのビタミンDがカルシウム吸収を高めて骨粗鬆症の予防に働きます。しいたけ、にんじん、ねぎ、しょうがの高い抗酸化力と、優れたエネルギー源の小麦粉の食べ合わせは免疫力を高める滋養食となります。干ししいたけを戻す時は、常温よりも冷水で戻す方がうまみ成分のグアニル酸が多く引き出されます。

酒まんじゅう

酒まんじゅう

この日に作られる酒まんじゅうは、本来は米麹で作ります。米麹を使うことで冬場の餅の代わりにしたものですが、現在では酒かすや日本酒を利用して作られるのが一般的です。ここではやまのいもを加えて新陳代謝を高め、体力強化や免疫力を高める酒まんじゅうを作りましょう。しっかりした生地にしたい時は薄力粉の量を増やしてください。

ブリと大根の柱煮

ブリと大根の柱煮

「ブリと大根の柱煮」は長野県松本地方で作られるお正月の煮物です。食材を家の柱の形に切り、家が代々栄えていくことを願って食されます。ブリは温帯性の魚で日本各地の沿岸に分布する回遊魚で、成長に合わせて名前が変わる出世魚です。ブリの良質なたんぱく質や脂質、野菜やしいたけのビタミン・ミネラル・食物繊維がコレステロールを低下させ、免疫力を高める食べ合わせになります。

カキのチャウダー

カキのチャウダー

カキはアミノ酸バランスに優れたたんぱく質・グリコーゲン・亜鉛などの各種栄養素を豊富に含んでいる貝です。グリコーゲンはエネルギー不足時のスタミナ源となり、亜鉛は味覚障害や成長障害を予防し、免疫力強化に働きます。良質な牛乳のたんぱく質を加えると虚弱体質の改善に効果があり、脳の働きも高まります。ブロッコリーとじゃがいものビタミンCがカキの鉄分吸収を高めるため、貧血予防にも優れています。

白菜と麩のサラダ

白菜と麩のサラダ

白菜に含まれる豊富なビタミンCやカリウム、薬効を無駄なく取れるサラダです。ビタミンCは血管を丈夫にしてストレスへの抵抗力を高め、カリウムは麩のグルテンペプチドと一緒にナトリウムを排出して高血圧予防に働きます。麩の植物性たんぱく質とちくわやチーズの動物性たんぱく質が免疫力を強化します。

春菊とハムのかき揚げ

春菊とハムのかき揚げ

春菊を油で揚げる天ぷらは、春菊の持つβ‐カロテン吸収率を高める料理法です。春菊・ハム・卵を一緒に取ると、春菊のβ‐カロテンが抗酸化力を高めて粘膜を強化し、ハムと卵の動物性たんぱく質が体力を増強して免疫力強化に働く食べ合わせになります。大根おろしを添えることで消化が高まり、胃もたれを起こす心配がありません。