鶏の水炊き

免疫力を強化し、ダイエット食にもおススメ
鶏の水炊き
80
502
1.5
1人分

材料

(4人分)
若鶏骨付き肉(ぶつ切り)700g
豆腐1丁
しいたけ8個
大根1/2本
白菜5枚
ねぎ3本
好みで4~8個
ポン酢しょう油、もみじおろし各適量

効能

免疫力、ダイエット

作り方

① 鍋にたっぷりの湯を沸かし、骨付き肉、におい消しのしょうがとねぎ(分量外)を少し入れ、強火で30分以上アクを取りながら煮る。火を止めたらそのまま30分冷ます。こうすることで骨離れがよくなる。
② 豆腐はやっこ切り、しいたけは石づきを取り削ぎ切り、大根は半月切りにしてさっと茹でる、白菜・ねぎは食べやすい大きさに切る。
③ 鶏肉を取り出し、汁を布きんで漉す。
④ 鍋に漉した汁、鶏肉、豆腐、しいたけ、大根、白菜、ねぎ、丸餅を入れて煮る。
⑤ ポン酢しょう油にもみじおろしをつけ汁にし、煮ながらいただく。

解説

骨付き鶏肉で作る水炊きは福岡県博多の郷土料理です。一般に水炊きは調味しない湯で煮る鍋物をいいますが、博多の水炊きは生後5~6ヶ月のオスか、産卵前のメスの骨付き肉をやわらかく茹で、この茹で汁を使ってこってりとうまみの強いスープを作りそれで煮るのが特徴です。明治時代、九州縦断鉄道開通により鹿児島・宮崎産の地鶏が博多に集まり、それに中国の鶏ガラスープを使った調理法が加味され、博多独特の鶏の水炊きが誕生したといわれています。博多では「水だき」と濁るのが正式です。

コメント

鶏肉の良質なたんぱく質は淡白でやわらかく、消化がよいため、病人の滋養食として最適といわれています。たんぱく質にはメチオニンが多く含まれ、肝臓に脂肪が溜まる脂肪肝の予防に有効です。脂質はコレステロールを減らす不飽和脂肪酸を多く含み、粘膜を強化するビタミンAも豊富です。豆腐や野菜と一緒に取ると、ビタミン・ミネラル・抗酸化成分がバランスよく取れ、免疫力が強化する食べ合せになり、ダイエット食にもおススメです。ポン酢しょう油が栄養成分を無駄なく体内に吸収し、もみじおろしでビタミンCを補います。
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