豚の角煮

体力強化、体や脳の老化防止に有効
豚の角煮
617
2.3
1人分

材料

(4人分)
豚バラ肉(塊)500g
たまねぎ1/2個(100g)
にんじん(小)1本(100g)
しょうが1片
にんにく1片
Aしょう油1/4カップ
砂糖1/4カップ
50CC
練り辛子適量

効能

疲労回復、老化防止

作り方

① たまねぎ、にんじん、しょうが、にんにくは薄切りにする。
② 鍋に肉(塊のまま)と①を入れ、ヒタヒタの水を加え、弱火で約3時間コトコト煮る。
③ ②を鍋のまま一晩冷蔵庫に入れる。
④ 表面の固まった脂をすくい取り、ゆで汁を漉す。肉は湯で洗い、表面の脂を取り除き4等分に切る。
⑤ 容器に肉、ゆで汁、Aを入れ、40~50分蒸す。
⑥ ⑤を鍋に移し、約20分煮て照りをつける。
⑦ 練り辛子を添える。

解説

角煮はもともと中国料理で、宋代の有名な詩人、蘇東波(そとうば)が好んだとされているため「東波肉(トンポウロウ)」とも呼ばれています。長崎の家庭に馴染んだ料理のため、家庭ごとに「我が家流」があり、おふくろの味として親しまれています。主客ともに同じ食卓を囲む「卓袱料理」の中心になる料理で、箸で切れるほどのやわらかさになるまでコトコト煮るのがポイントです。

コメント

豚肉は牛肉の約10倍ものビタミンB1を含んでいるため、疲労回復に有効でイライラや肩こりなどを予防する働きに優れている肉です。たんぱく質はアミノ酸バランスに優れ、ビタミンA・B2・Eも豊富に含まれているため、体力が強化されて体や脳の老化予防に有効です。練り辛子の辛み成分が胃液の分泌を高め、食中毒の予防に働きます。脂肪の多いバラ肉は茹でて脂を落としてあるので、脂肪過多を心配することなく食べることができます。
星1つ星2つ星3つ星4つ星5つ (まだ評価がありません)
Loading...