とってなげ汁
食物繊維と大豆たんぱくが生活習慣病の予防に働く
30
305
3.7
1人分
305
3.7
1人分
効能
生活習慣病、体力強化
作り方
①ボウルに小麦粉と塩を入れて混ぜ、冷水を加えて耳たぶほどのやわらかさにまとめ、濡れ布きんをかけて2~3時間寝かせる。
②鶏肉は削ぎ切り、にんじんは薄切り、しいたけは石づきを取り細切りにする。
③ごぼうは皮をこそげ、ささがきにして水に放し、水気をきる。
④鍋にだし汁を入れて沸かし、鶏肉、にんじん、ごぼう、しいたけを入れて煮る。
⑤寝かせた小麦粉の団子をちぎり、手の平でのばしてひっつみを作り、④に入れる。
⑥ひっつみが浮いてきたらAで味を調え、三つ葉とねぎを散らす。
②鶏肉は削ぎ切り、にんじんは薄切り、しいたけは石づきを取り細切りにする。
③ごぼうは皮をこそげ、ささがきにして水に放し、水気をきる。
④鍋にだし汁を入れて沸かし、鶏肉、にんじん、ごぼう、しいたけを入れて煮る。
⑤寝かせた小麦粉の団子をちぎり、手の平でのばしてひっつみを作り、④に入れる。
⑥ひっつみが浮いてきたらAで味を調え、三つ葉とねぎを散らす。
解説
古くから小麦が生産されていた岩手県の郷土料理です。小麦粉の団子を「とってなげ」「ひっつみ」と呼ぶのは、よく練った小麦粉のタネをつかんで引きちぎって投げ込むことに由来しています。これを汁にしたのが「とってなげ汁」、団子を薄くのばしたのが「ひっつみ」、厚いと「すいとん」になります。小麦粉の団子は茹でてくるみ醤油やごま醤油で和えて食されることもあります。
コメント
糖質・たんぱく質・脂質・ビタミン・ミネラル・食物繊維がバランスよく取れる栄養化の高い汁です。小麦粉は常食すると胃腸が丈夫になり、水分代謝をよくする働きが体のほてりや喉の渇きを止める作用に働きます。鶏肉の脂質と、にんじん・ごぼう・しいたけに含まれる食物繊維がコレステロール低下に働き、生活習慣病の予防に有効です。体の生理機能が整い、体力がつくバランスのよい一品です。