がめ煮
抗がん作用も高いバランス食
60
220
2.4
1人分
220
2.4
1人分
効能
抗がん、生活習慣病、粘膜強化
作り方
① 鶏肉は一口大に切る。
② れんこんは皮をむき、一口大の乱切りにし酢水に放す。
③ ごぼうは皮をこそげ、大き目の乱切りにし水に放す。
④ にんじんはよく洗い、一口大の乱切りにする。
⑤ たけのこは穂の部分は4~6等分にし、茎部分は1cm厚さの半月切りにする。
⑥ こんにゃくは一口大の大きさに手でちぎる。
⑦ しいたけは石づきと軸を取り、かさは半分に、軸は食べやすい大きさに切る。
⑧ 絹さやは筋を取り、塩を入れた熱湯でさっと茹でる。
⑨ 鍋に油を熱し、鶏肉を炒める。鶏肉の色が白っぽくなったら、絹さや以外の野菜を入れ炒める。
⑩ ⑨にAを加え、煮立ったら弱火にし、煮汁がなくなるまでコトコト煮込む。目安は約30分。
⑪ 絹さやを加え、さっと混ぜる。
② れんこんは皮をむき、一口大の乱切りにし酢水に放す。
③ ごぼうは皮をこそげ、大き目の乱切りにし水に放す。
④ にんじんはよく洗い、一口大の乱切りにする。
⑤ たけのこは穂の部分は4~6等分にし、茎部分は1cm厚さの半月切りにする。
⑥ こんにゃくは一口大の大きさに手でちぎる。
⑦ しいたけは石づきと軸を取り、かさは半分に、軸は食べやすい大きさに切る。
⑧ 絹さやは筋を取り、塩を入れた熱湯でさっと茹でる。
⑨ 鍋に油を熱し、鶏肉を炒める。鶏肉の色が白っぽくなったら、絹さや以外の野菜を入れ炒める。
⑩ ⑨にAを加え、煮立ったら弱火にし、煮汁がなくなるまでコトコト煮込む。目安は約30分。
⑪ 絹さやを加え、さっと混ぜる。
解説
鶏肉と野菜を炒めてから煮詰める「がめ煮」は福岡県の郷土料理です。筑前炊き、筑前煮とも呼ばれ、1592年(文禄1年)、朝鮮出兵の豊臣秀吉軍が博多に幕営した折、付近の入り江に多いスッポンを捕まえて野菜と一緒に煮て食べたのが始まりという説があるように、古くは鶏肉ではなくスッポンを使って作られたといわれています。名の由来として、①この地方ではスッポンを「がめ」と呼ぶ ②博多弁の「かき集める」を「がめ繰り込む」というなど、諸説あります。春はたけのこ、夏はじゃがいも、冬は里芋やれんこんなど季節のものが使われます。
コメント
良質なたんぱく質と脂質、カロテン、カリウム、食物繊維などが豊富に含まれ、細胞の酸化が予防され、高い抗がん作用が期待できるバランスのよい郷土料理です。鶏肉の不飽和脂肪酸は、水溶性と不溶性の食物繊維と一緒に血液中のコレステロールの上昇を抑え、脂質異常や動脈硬化などの生活習慣病予防に働きます。ビタミンAが粘膜を強化し、カリウムが血圧を下げ、利尿効果も期待できます。