えびし

脳の老化防止、若さ維持に有効
えびし
50
873
6.1
1本分

材料

(2~3本分)
小麦粉450~500g
200CC
しょう油大さじ7
大さじ3
砂糖大さじ1
ごま大さじ2
くるみ50g
落花生50g
柚子の皮少々
紅しょうが少々

効能

動脈硬化、高血圧、老化防止

作り方

① くるみと落花生は粗く刻む。
② 柚子の皮、紅しょうがはみじん切りにする。
③ ボウルに材料を全部入れて混ぜ、よく練り上げる。
④ ③等分に分けて丸め、蒸し器で20~25分蒸し、ざるにのせて冷ます。
⑤ 薄く輪切りにして器に盛る。

解説

えびしは戦国の時代から保存食として作られ、戦後直後までは結婚式の膳に必ず添えられていた郷土料理です。小麦粉にナッツなどを練り混ぜて蒸した料理で、名前の由来は「柚餅子(ゆべし)」が訛って「えびし」と呼ばれるようになったといわれています。昔はしょう油だけで練って作られる保存食でしたが、今では砂糖で甘みをつけたり、加える材料も多種多様となり、酒の肴としても好まれています。

コメント

ごま・くるみ・落花生に含まれる脂質は良質な不飽和脂肪酸で、血管壁にこびり付いた悪玉コレステロールを取り除いて血液の流れをよくする働きを持っています。その働きは、小麦に含まれるリノール酸などの脂質と一緒になることでさらに高まり、動脈硬化や高血圧などの生活習慣病予防に有効に働きます。ごまやくるみは常食すると、血管が丈夫でしなやかになるため、細胞の老化が緩やかになり若さ維持が期待できます。くるみと落花生は健脳効果に優れ、学習能力向上に働きます。生活習慣病予防、脳の老化防止に有効な料理です。
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