菜の花と海老のにんにく塩炒め

菜の花のほろ苦さがうれしい塩炒め。海老の甘さとにんにくの香りが食欲をそそる、春を運ぶおいしい中華の逸品です。
菜の花と海老のにんにく塩炒め

材料

(2人分)
菜の花1束
海老(中)10尾
にんにく1かけ
A小さじ1
2つまみ
B顆粒鶏がらスープ小さじ1
大さじ1
サラダオイル適宜

作り方

切る
菜の花はかたいところを少し切り落とし2等分、にんにくをスライス、海老は皮をむき背わたをとりAをふりかける。Bはあらかじめ混ぜておく。
手順1
焼く
フライパンにサラダオイル(大さじ1/2)をひき、にんにくと海老を炒める。海老に9割くらい火が入ったら、海老はいったん別皿によける。
手順2
蒸し焼き
サラダオイル(大さじ1/2)をひき、菜の花の根元の部分とBを加えて1分ほど蒸し焼きにし、続いて花先の部分も加えて2分ほど追加で蒸し焼きにする。
手順3
合せ炒める
海老を戻し、菜の花と一緒に海老に火が入るまで炒める。
手順4

ポイント

②では海老に火が入りすぎると硬くなるので、9割くらいを目安に焼いてください。大人だけの場合②で鷹の爪を入れると、パンチのきいた炒めものになります。

菜の花で風邪予防

ひと雨ごとに暖かくなる春、晴れた日には日差しのぬくもりを感じ心が弾む季節です。しかし周期的に低気圧が通り、雨が降った後は北寄りの風が吹いて寒の戻りがあったりと、天気が変わりやすいのも春の天候の特徴です。

気温の変動が大きいと体がついていかず、体調を崩したり風邪をひきやすくなるので体調管理に油断はできません。そんな時に、免疫力をアップさせ、春の香りを届ける食材が菜の花です。ほのかな苦みが特徴の春の野菜の代表ともいえる菜の花は、βカロテンやビタミンB1、B2、Cなどをバランスよく含み、疲れた体を癒し風邪の予防に効果があります。また、カルシウムや鉄分も豊富で、現代人に不足しがちな栄養素を補ってくれます。

菜の花は火の通りが早いので、茹でる場合にはさっと湯に通す程度で、ザルにあけて冷ますか冷水でしめると緑色が鮮やかに仕上がります。また油との相性が良くβカロテンを吸収しやすくなるので、にんにくなどとさっと炒めてもおいしくいただけます。
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