イカにんじん
免疫力強化に働く
効能
免疫力、コレステロール低下、抗酸化力
作り方
① 鍋にAを入れて火にかけ、沸騰しないように煮切り、冷ます。
② スルメは5cm長さ2mm幅の細切りにする。
③ にんじんは5cm長さ4mm幅の細切りにする。
④ 保存用器にスルメイカとにんじんを入れ、①を回しかけてよく混ぜ、味を馴染ませる。
② スルメは5cm長さ2mm幅の細切りにする。
③ にんじんは5cm長さ4mm幅の細切りにする。
④ 保存用器にスルメイカとにんじんを入れ、①を回しかけてよく混ぜ、味を馴染ませる。
解説
イカにんじんは、かつては晩秋から冬にかけてどの家庭でも作られていた福島県の郷土料理です。北海道の郷土料理「松前漬け」の原型ともいわれ、昆布を入れないのが特徴です。酒、しょう油、みりんで味をつけた保存食品であり、お正月にはどの家庭でも登場する一品です。味つけは家庭ごとに調味され、定番おかずとしてお惣菜としても売られています。
コメント
スルメはイカの内臓を取り除いて乾燥させた加工食品です。イカは脂質や糖質が少なく、アミノ酸の一種であるタウリンを豊富に含んでいます。タウリンは強い抗酸化力を持ち、血中コレステロール値を下げて中性脂肪を減らし、インスリン効果を高めるなどの作用に優れているため、動脈硬化や糖尿病の予防に有効です。抗酸化力の高いにんじんのβ―カロテンと一緒に取ると、免疫力が高まり、生活習慣病の予防に有効な食べ合せになります。スルメは素干しされているためミネラル類が豊富に含まれる反面、塩分含有も高くなっています。
●スルメ「(鯣)」
スルメはイカの内蔵を取り除き、素干しして作る乾物加工食品です。イカの種類によって一番スルメ、二番スルメなどに分けられ、また製法に応じた名称や土地の名でも呼ばれています。俗語は「アタリメ」。古くから、東南アジアや中国南部で作られ、日本では「寿留女」と表記され、結納品に使われるなど縁起物として重宝されています。肉がべっ甲色で変色せず、表面の白粉がうっすらと粉をふいたような状態で、足や吸盤の脱落が少ないものが良質とされています。良質なたんぱく質を含み、脂質が少ない低カロリー食品で、カルシウムやアミノ酸の一種であるタウリンを豊富に含んでいます。タウリンは強い抗酸化力を持ち、血中コレステロールを下げて中性脂肪を減らし、糖尿病などの生活習慣病の予防に働きます。また、乾物のため食べる時に咀嚼回数が増えることから、あごや歯が強化され、体内の活性化促進に有効に働きます。
●スルメ「(鯣)」
スルメはイカの内蔵を取り除き、素干しして作る乾物加工食品です。イカの種類によって一番スルメ、二番スルメなどに分けられ、また製法に応じた名称や土地の名でも呼ばれています。俗語は「アタリメ」。古くから、東南アジアや中国南部で作られ、日本では「寿留女」と表記され、結納品に使われるなど縁起物として重宝されています。肉がべっ甲色で変色せず、表面の白粉がうっすらと粉をふいたような状態で、足や吸盤の脱落が少ないものが良質とされています。良質なたんぱく質を含み、脂質が少ない低カロリー食品で、カルシウムやアミノ酸の一種であるタウリンを豊富に含んでいます。タウリンは強い抗酸化力を持ち、血中コレステロールを下げて中性脂肪を減らし、糖尿病などの生活習慣病の予防に働きます。また、乾物のため食べる時に咀嚼回数が増えることから、あごや歯が強化され、体内の活性化促進に有効に働きます。