だぶ

ダイエット食としても優れている
だぶ
50
273
3.8
1人分

材料

(4人分)
凍りこんにゃく3枚
干ししいたけ3個
れんこん150g
こんにゃく1/2枚
鶏肉100g
たけのこ150g
にんじん50g
揚げ豆腐1/2丁
かまぼこ90g
花麩1/2袋
だし汁(しいたけの戻し汁を加えて)6カップ
A砂糖大さじ2
薄口しょう油大さじ4
みりん小さじ1
大さじ4

効能

コレステロール低下、免疫力、ダイエット

作り方

① 干ししいたけと凍りこんにゃくは水で戻し、1cm位の角切りにする。
② れんこん、こんにゃく、鶏肉、たけのこ、にんじん、揚げ豆腐、かまぼこは1cm位の角切りにする。
③ 鍋にだし汁と材料を全部入れて火にかけ、中火で煮る。目安は20分。
④ 具材に火が通ったらAを加える。

解説

「だぶ」は、不祝儀の時に集落の人々が共同で作ってきた佐賀県の郷土料理です。煮崩れしやすい材料は使用せず、水をざぶざぶと多く入れて作ることから、「ざぶざぶ」が「だぶ」となりこの名で呼ばれるようになったといわれています。祝儀の時には材料を四角に、不儀の時には三角に切り、味つけも祝儀の時には砂糖を使わず、不儀の時は味が不足するので砂糖を入れて作るともいわれています。

コメント

凍りこんにゃくは、食用こんにゃくを凍結させて乾燥させたものです。こんにゃく同様、主成分は水溶性の食物繊維のマンナンで、腸のぜん動運動を活発にし、血中コレステロールの上昇抑制に働きます。鶏肉・揚げ豆腐・かまぼこのたんぱく質と脂質、干ししいたけのビタミンD、にんじんのβーカロテン、れんこんのでんぷんなどが、体の機能を整えて免疫力強化に働きます。食物繊維も豊富に取れるため、腸内の環境が整えられ、動脈硬化・高血圧・脂質異常・糖尿病などの予防食として、またダイエット食としても優れています。

●「凍りこんにゃく」
凍りこんにゃくは普通の食用こんにゃくを薄切りにして藁の上に並べ、一晩、約2~3時間おきに水をかけて凍らせ、カラカラに乾燥させた保存食品です。「凍み蒟(しみこん)」とも呼ばれ、風味は生のこんにゃくと異なり、水で戻してから煮物の材料にしたり、豆などと一緒に煮て食します。山形県や茨城県などの地域で、昔から冬の夜間の寒さを利用して生産されていましたが、生産量は年々減少しています。主成分は食物繊維のマンナンで腸内の便の排出を助け、血液中や肝臓内のコレステロール上昇を抑える働きを持っています。カロリーをほとんど含んでいないため、ダイエット食品としても有効です。
だぶ
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