卵の日

”エッグ・アート”(卵の殻で作る芸術作品)で有名な「カルフォルニア・シンフォニー・エッグ」が1989年(平成元年)に制定しました。命を宿した神聖な卵は、生命が芽生える春分の日にふさわしいと定められました。一年中安定した価格で市場に出回る卵ですが、旬は「春」。春の若鶏の産む卵が一番おいしいといわれ、青々とした草を食べて産み落とされた卵は「草卵(くさたまご)」と呼ばれています。

うずら卵のカレーピクルス

うずら卵のカレーピクルス
うずら卵は小さいけれども栄養価の高い食品で、うずら卵5個の栄養価は鶏卵1個に相当します。抗酸化力の高いカレー粉・栄養吸収を高める酢と一緒に取ると、細胞の酸化が予防され脳の働きが高まる食べ合わせになります。栄養が不足気味の時に特におススメの保存食です。

卵とトマトのスープ

卵とトマトのスープ
鶏卵のたんぱく質はすべての必須アミノ酸を含んだ組成をしており、特にメチオニンを多く含んでいます。トマトのリコピンを加えると抗酸化力が高まり、滋養に優れた免疫力の高い食べ合わせになります。トマトの酸味のクエン酸やリンゴ酸が疲労物質を取り除き、卵黄に含まれるレシチンと一緒に脳の働きを高めます。

うずら卵のカレー炒め

うずら卵のカレー炒め
うずらの栄養価は鶏卵と同様で、レチノール(ビタミンA)をはじめとするビタミン、たんぱく質・脂質・ミネラルをバランスよく含んでいます。しょうがやカレー粉を加えて新陳代謝を高め、角質層のバリア機能を正常に働かせて乾燥肌を予防します。アミノ酸バランスに優れた豚肉のたんぱく質が、潤いのある健康な肌を作ります。

ゆで卵の味噌漬け

ゆで卵の味噌漬け
味噌漬けは野菜類・魚介類・肉類などを味噌だけ、あるいは味噌にみりんや酒等を混ぜ合わせた味噌床に漬け込んだものです。漬けられている間に、味噌の中で生き続ける微生物の働きにより、食品の栄養成分が分解されて複雑な深いうまみが誕生し、消化吸収が高まります。ゆで卵を味噌漬けにすると、滋養や健脳に優れた栄養食になります。味噌床には2種類以上の味噌をブレンドするとうまみが増します。味噌に漬けることで保存性が高まり、残った味噌は味噌汁や合わせ味噌などに利用できます。

干し柿のゆで卵巻き

干し柿のゆで卵巻き
柿を干して作る干し柿は、糖分・ビタミンA・食物繊維などの含有量が生柿と比べて倍増し、表面につく白い粉は気管の粘膜を潤す働きを持っています。これらの成分により、干し柿を食べると、炎症が抑えられ、慢性気管支炎の緩和が期待できます。栄養バランスに優れた卵と一緒に取ることで、体力が強化され免疫力の向上につながります。胃腸強化や内臓を温める働きにも優れています。

レタスと温泉卵の和風サラダ

レタスと温泉卵の和風サラダ
ビタミンCの豊富なレタス・ほうれん草・キウイフルーツに、消化のよい温泉卵で良質なたんぱく質を補うサラダです。キウイフルーツには食物繊維のペクチンが含まれており、レタスの食物繊維と一緒に腸の働きを整え、便秘解消に働きます。レタスは長く水に漬けていると水溶性の栄養素が流失してしまうので、手早く洗って水気をきり、栄養素を無駄なく取り入れましょう。