くるみの日

くるみは丸い(「くる=9」「み=3」「まるい=0」)の語呂合わせから、長野県のくるみ愛好家が記念日として制定しました。この頃はくるみの出回る時期でもあり、老化防止や健脳効果の高いくるみを多くの人に知ってもらうのが目的です。くるみは古来より食されてきた木の実、消化のよい良質なたんぱく質と脂質を含んでおり、老化防止や健脳効果に優れています。

くるみ豆腐

くるみ豆腐
くるみと豆乳はともに良質で吸収に優れたたんぱく質を持っており、一緒に取ると体力が強化されて疲労回復に優れた食べ合わせになります。ビタミンEやレシチンも豊富に含まれているため、老化防止や健脳も期待できます。くず粉は葛の根から得られるでんぷんで、消化のよいエネルギー源として働くため、より一層の体力強化が期待できます。わさびの辛み成分が抗酸化力と同時に食欲増進に働きます。

くるみ味噌

くるみ味噌
くるみは良質な脂質・たんぱく質・ビタミンなどを含んでいるため、昔から体力増強や若返り食品として利用されてきた種実です。脂質含有量は種実の中ではトップクラス。脂質は良質な不飽和脂肪酸のリノール酸のため、血管壁にこびりついたコレステロールを取り除く働きに優れています。味噌に含まれるレシチンの働きが加わることで、脳の働きが活性化され、健脳効果が高まります。

くるみの炊き込みごはん

くるみの炊き込みごはん
くるみに多く含まれる脂質は不飽和脂肪酸のリノール酸で、ビタミンEと一緒に体や脳を老化から守り若さ維持に働く栄養素です。そのため、くるみは常食すると脳の働きが高まるとされ、昔から健脳食として利用されていました。健脳効果の高いDHA(ドコサヘキサエン酸)を豊富に含むカツオ節をプラスして、脳の働きをさらに高めます。

かぶの葉・レーズン・くるみの蒸しケーキ

かぶの葉・レーズン・くるみの蒸しケーキ
春の七草の中で「なずな」と呼ばれるかぶの葉には、カロテン、ビタミンC、鉄やカルシウム、食物繊維などの栄養素がたっぷり含まれています。レーズンと一緒に取ると、レーズンに豊富に含まれる鉄分やカルシウムがプラスされ、貧血や骨粗鬆症の予防が期待できる食べ合わせになります。くるみやオリーブ油の良質な脂質、卵のたんぱく質、粉の糖質と三大栄養素が取れるエネルギーに溢れたケーキです。ほうれん草や小松菜で作ってもおいしいです。

くるみ入りしそ味噌揚げ

くるみ入りしそ味噌揚げ
しそ、味噌、くるみは抗酸化力の高い食べ合わせです。油で揚げることで、しそのβ‐カロテンの吸収力が高まり粘膜が強化されます。味噌とくるみのビタミンEが不飽和脂肪酸の酸化を防いで動脈硬化の予防に働き、抗がん作用も期待できる一品です。

くるみ味噌餅

くるみ味噌餅
くるみは良質な脂質・たんぱく質・ビタミン類を豊富に含んでいる種実です。脂質含有量は種実の中で最も多く、不飽和脂肪酸のリノール酸のため動脈硬化の予防が期待できる食べ物です。大豆の成分を持つ味噌は、発酵過程で多くのビタミン類を生成し、新陳代謝を高めます。くるみと味噌は共に長寿食といわれる健康食品で、ごまを加えることで老化防止効果がさらに高まります。白玉粉とくるみが体を温め、冷え性予防にも有効です。