脱脂粉乳
解説
スキムミルクとも呼ばれ、バターをつくる時にできる副産物で、水分を完全に除去して粉末状にしたものです。1947年、敗戦で悲惨な栄養状況だった日本の子どもたちを救うために、アメリカなどから「ララ(アジア救済公認団体)放出物資」という救援物質として日本に入った食材です。脂肪の変敗による臭いの変化が少なく、保存性に優れています。
成分
牛乳と同様に、良質なたんぱく質を含有。カルシウムやビタミンB2が豊富で、必須アミノ酸を豊富に含有している。牛乳よりも脂肪分が少なくカロリーも低い。
調理ポイント
ごはんを炊く時に加えたり、料理に加えたりすると、味にコクが出る。同時に栄養補給にも役立つ。
パンをつくる時に入れるとコクが出ておいしい。
パンをつくる時に入れるとコクが出ておいしい。