ひえ

japanese-millet

解説

イネ科の一年生草本で、原産地はインド。あわ同様、縄文時代に朝鮮から渡来したといわれています。五穀のひとつに数えられ、灰色がかった白い実で、白米に混ぜて食べられていました。湿地や寒冷地、干ばつなどの環境でも短い生育期間で栽培でき、肥料はイネの半分でOK。うるち種ともち種がありますが、現在はうるち種だけが栽培されています。

成分

たんぱく質や脂質、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、食物センイをバランスよく含んでいる。

調理ポイント

そのまま食べると味がよくないので、白米に混ぜて食べるとよい。
炊く時は5~6回研ぎ洗いし、一晩、水に漬けた後、もう一度アクを取ってから炊き、10~20分くらい蒸らすとよい。