ちんぴ

chinpi

解説

香辛料の一種で、みかんやだいだいなどかんきつ類の皮を乾燥させたものをいいます。古いものほど効能がよいとされ、未成熟の青い皮を干したものは「青皮(じょうひ)」、完熟して黄色くなったものは「橘皮(きっぴ)」、さらに古いものが「陳皮」と呼ばれています。中華料理によく使われ、七味唐辛子の原料のひとつになっています。

成分

ビタミンC、白い綿状の甘皮の部分にはビタミンPと呼ばれるみかん由来のポリフェノールのヘスべリジンを含有。

調理ポイント

煎じた汁にしょうがやはちみつを入れて飲むと、体が温まり、風邪のひき始めに効果がある。
陳皮の作り方
<材料>みかんの皮(無農薬のもの)
<作り方>みかんの皮はよく洗い、重ならないようにザルに広げ、カリカリになるまで乾かす。乾いたらミキサーで粉末にする。