薬効果物レシピ「りんご」

りんごの薬効

りんご

りんごはカリウムや食物繊維が豊富な果物で、りんごの産地には高血圧の人が少ないという調査結果も発表されています。酸味のもとであるリンゴ酸やクエン酸を豊富に含み、水分代謝を調整して喉の渇きを抑える働きや、むくみを取り二日酔いの予防にも有効に働きます。皮の部分にペクチンや抗がん作用成分が多く含まれているので、皮ごと食べるのがおススメです。すると消化がよくなり、食欲がない時や病後の食べ物として最適です。

りんご

貯蔵技術の向上により、一年中入手できるようになったりんごですが、旬は10~12月の寒い時期。甘みの強い「ふじ」「つがる」が生産量の大半を占め、昭和40年代前半まで生産量のほとんどを占めていた酸味の強い紅玉(こうぎょく)の生産量は、今やわずかとなっています。
冬場の貴重な果物で、みかん同様に、果肉のみならず皮にも優れた薬効が含まれており、皮ごと食べるのがおススメです。特にりんごの皮には、食物繊維のペクチンが豊富に含まれており、さらに抗がん作用のある13種類の植物性トリテルぺノイドが含まれていることが証明され、高い抗がん作用が期待されています。
ビタミンC酸化酵素が含まれているので、酢・塩・レモン汁などで酵素の作用を抑える知恵も大切です。りんごはすると消化がよくなり、食欲のない時や病後の食べ物として最適です。

りんごの効能・薬効

カリウム
体液浸透圧や酸塩基平衡の維持に働くミネラル。特にりんごに含まれるカリウムは血圧安定に働き、高血圧の予防に有効。

ペクチン
多糖類の一種で、柑橘類では果肉よりも皮や内皮に多く含まれ、りんごも皮部分に多く含まれている。血中コレステロール低下に働き、高脂血症、動脈硬化、便秘予防にも効果がある。りんごの水溶性食物繊維のリンゴペクチンには強い抗菌作用があり、腸内環境を整え、大腸がんの予防に有効に働く。

薬効りんごレシピ

りんごはカリウムや食物繊維が豊富な果物で、りんごの産地には高血圧の人が少ないという調査結果も発表されています。酸味のもとであるリンゴ酸やクエン酸を豊富に含み、水分代謝を調整して喉の渇きを抑える働きや、むくみを取り二日酔いの予防にも有効に働きます。皮の部分にペクチンや抗がん作用成分が多く含まれているので、皮ごと食べるのがおススメです。すると消化がよくなり、食欲がない時や病後の食べ物として最適です。

りんごの皮のアップルティー

りんごの皮のアップルティー
りんごの皮には抗がん作用の高い成分が豊富に含まれています。調理でりんごの皮を使わない時は、むいた皮をその都度冷凍しておき、紅茶と一緒に飲むと抗がん作用を無駄なく取り入れることができます。紅茶に含まれるカテキンの抗菌作用やコレステロール低下作用と一緒に、脂質異常や高血圧予防に有効です。

りんごとクリームコーンのスープ

りんごとクリームコーンのスープ
りんごととうもろこしは、胃腸を強化して便秘を解消する食べ合わせです。豊富な食物繊維が血中コレステロールを低下させ、腸内環境を整えます。りんごはすりおろすと消化が高まるので、食欲のない時や病後におススメの滋養食です。

りんごとさつまいもの春巻き揚げ

りんごとさつまいもの春巻き揚げ
りんご・さつまいも・レーズンに含まれる豊富な食物繊維は、腸内の善玉菌を増やして便秘の予防や解消に働き、コレステロール低下などに有効です。りんごのカリウムは水溶性なので、煮汁がなくなるまでしっかり煮ましょう。さつまいものビタミンCは加熱しても損失量が少ない優れものです。

りんごサラダ

りんごサラダ
りんご・バナナ・セロリは食物繊維やカリウムが豊富な食材です。一緒に取ると、豊富な食物繊維が便秘を解消して血中コレステロールを低下させ、カリウムが体内のナトリウムを調整して血圧安定に働く食べ合わせになります。ヨーグルトが腸内の働きをさらに高め、くるみとマヨネーズで脂質を補います。

りんごとキムチの卵とじ

りんごとキムチの卵とじ
りんごとキムチは、りんごの皮に含まれる抗がん成分と、キムチの抗酸化力の働きで、がん発生が抑制され細胞の酸化が予防される食べ合わせです。りんごのペクチンとキムチの乳酸菌の働きで、腸内の善玉菌が繁殖し、大腸がんや便秘の予防に有効に働きます。卵の栄養価がプラスされ、免疫力や体力強化にも優れています。

りんごと鶏ササミ肉の生春巻き

りんごと鶏ササミ肉の生春巻き
りんごのペクチンと鶏肉の不飽和脂肪酸が、血中コレステロールを低下させて脂質異常の予防に働きます。レタスの食物繊維がプラスされることで整腸作用が高まり、便秘予防効果もアップ。生春巻きの皮で炭水化物を、レタスでビタミンCを補い、栄養バランスを整えます。ヘルシーなダイエット食としておススメです。

りんご・チーズ・鶏の海苔巻き

りんご・チーズ・鶏の海苔巻き
りんご・チーズ・鶏肉を具にする海苔巻は、りんごのカリウムと食物繊維・チーズと鶏ササミ肉のたんぱく質と脂質・すし飯の炭水化物・海苔の葉緑素を一緒に取ることができる栄養バランスに優れた一品です。良質なたんぱく質やビタミン類が美肌やコレステロール低下に働きます。

りんごハンバーグ

りんごハンバーグ
食物繊維が豊富なりんごと、良質なたんぱく質と脂質を持つ鶏肉で作るハンバーグは、栄養価も満腹感も得られるダイエットメニューです。りんごのカリウムと、鶏肉の不飽和脂肪酸がコレステロール低下に働きます。松の実のリノール酸がその効果をさらに高めます。

りんごと鮭のチーズグラタン

りんごと鮭のチーズグラタン
りんごと鮭は、りんごのペクチンとカリウム・鮭のEPA(イコサペンタエン酸)とナイアシンの働きで、血中コレステロールが低下して血栓予防に働く食べ合わせになります。腸内の働きも高まり、牛乳や粉チーズがプラスされることで、体力が増強されます。全身が温まり疲れを癒す効果に優れたグラタンです。

りんごと豚薄切り肉のトマト蒸し煮

りんごと豚薄切り肉のトマト蒸し煮
りんごの酸味のクエン酸が食欲増進に働き、豚肉のビタミンB1が糖質の分解を高めるため、りんごと豚肉は疲れが取れて元気が出る食べ合わせです。りんごの食物繊維のペクチンが血中コレステロールを低下させ、便秘予防に有効に働きます。トマトを加えて抗酸化力を高めます。