小豆ときな粉の押し麦入りごはん

小豆ときな粉は食物繊維やビタミンB1を豊富に含む豆類です。大豆を炒って粉末にしたきな粉は大豆同様の脂肪やコレステロール値を下げるリノール酸や脳の働きを活性するレシチンなどを含有しています。小豆ときな粉の食物繊維は水溶性で、腸の働きを高めて便秘解消に働き、押し麦の食物繊維がプラスされると整腸作用がさらに高まります。コレステロール値低下や疲労回復にも有効な食べ合わせです。

乾物と鶏肉の炊き込みごはん

食物繊維を豊富に含む押し麦・切り干し大根・干ししいたけ・干しヒジキを一緒に取ると、コレステロール値低下や整腸作用が高まる食べ合わせになります。食物繊維が豊富な枝豆をプラスすることで、腸の働きがさらに高まり、便秘解消に有効です。鶏肉が良質なたんぱく質と脂質の供給源となります。

きのこと栗の炊き込みごはん

しめじとまいたけにはグルカンという食物繊維が、こんにゃくにはグルコマンナンという食物繊維が含まれており、ともにコレステロール値を下げる作用を持つ水溶性の食物繊維です。栗に含まれる不溶性の食物繊維を一緒に取ると、腸の働きが整えられ便秘解消やコレステロール低下に有効な食べ合わせになります。押し麦の食物繊維が腸の働きをさらに高めます。

さといもとジャコの炊き込みごはん

さといものヌメリには機能性成分がたっぷり含まれます。油揚げには脳の働きを高めるレシチン、チリメンジャコには脳細胞を活性化させるDHA(ドコサヘキサエン酸)が豊富に含まれています。さといも・チリメンジャコ・油揚げを一緒に取ると、高い健脳効果が期待できる食べ合わせになります。チリメンジャコのうまみが溶け出た炊き込みごはんです。

サンマの炊き込みごはん

サンマには脳の老化を予防し記憶力を高める良質な脂質のDHA(ドコサヘキサエン酸)が豊富に含まれています。その脂質を無駄なく取り入れるには炊き込みごはんが一番。ごまのビタミンB群やビタミンEが加わることで、脳の老化予防効果がさらに高まります。青じそには抗酸化力の高いβ‐カロテンが多く含まれ、香り成分のぺリルアルデヒドは抗菌作用を持っています。

くるみの炊き込みごはん

くるみに多く含まれる脂質は不飽和脂肪酸のリノール酸で、ビタミンEと一緒に体や脳を老化から守り若さ維持に働く栄養素です。そのため、くるみは常食すると脳の働きが高まるとされ、昔から健脳食として利用されていました。健脳効果の高いDHA(ドコサヘキサエン酸)を豊富に含むカツオ節をプラスして、脳の働きをさらに高めます。

カツオのたたきとパセリの混ぜごはん

カツオの皮部分には、老化を予防し美肌を作るコラーゲンが豊富に含まれています。カツオとビタミンC・β‐カロテンを豊富に含むパセリを一緒に取ると、コラーゲンの生成が高まり、皮膚や粘膜が強化されてシミやシワの予防に有効な食べ合わせになります。しょうがをプラスして、カツオの良質な脂質の酸化を防ぎます。

ウナギ・松の実・ブロッコリーの混ぜごはん

ウナギは皮膚を強くするビタミンA、老化を防ぐビタミンE、たんぱく質の一種であるコラーゲンを含み、美肌作りや免疫力を高める最適の食材です。松の実でビタミンE、ブロッコリーでβ‐カロテンやビタミンCを補うことで、美肌効果や抵抗力がより高まる食べ合わせになります。常食すると肌をなめらかにするはと麦を一緒に取り、美肌効果を高めます。

クレソンと塩鮭の炒り卵入り混ぜごはん

クレソンは「ウォータークレス」と呼ばれ、水底の浅い清流で育つ生命力の強い野菜です。カロテンやビタミンCを多く含み、ビタミンAを豊富に含む鮭と卵を一緒に取ると、眼に栄養が与え、皮膚や粘膜が強化される食べ合わせになります。卵には肌荒れを防ぐビタミンB2が多く、クレソンには皮膚のかぶれを防ぐビタミンB6が含まれています。

牛肉とごぼうの混ぜごはん

たんぱく質・脂質・ビタミン類・ミネラル類を豊富に含む牛肉は、栄養価に優れ体に力をつけてくれる食材です。ごぼうのアルギニンには強壮作用があり、にんじんのミネラル類には体の活力を補う働きがあります。牛肉・ごぼう・にんじんを一緒に取ると、体力が強化され、豊富な食物繊維が牛肉の脂質過多を予防し、滋養に溢れた健康食になります。