牛肉のカレーヨーグルト焼き

牛肉は良質のたんぱく質や鉄分などを豊富に含み、肉類の中で一番栄養価の高い食べ物です。腸内をキレイにして老化防止にも有効なヨーグルトと一緒に取ると、体力が強化されて若さを維持する食べ合わせになります。カレー粉、にんにく、松の実をプラスすることで、細胞の酸化が抑えられ、抗がん作用が高まり免疫力が強化されます。付け合せにビタミンCが豊富な野菜を添えると、鉄分の吸収が高められ貧血予防効果がアップします。

パイナップルとバナナのミルクジュース

パイナップルには酸味成分のクエン酸や、ビタミンB1・B2・Cが豊富に含まれています。消化吸収のよいバナナと一緒に取ると、疲れが取れ、元気が出て気力が回復する食べ合わせになります。パイナップルのマンガンが、牛乳に含まれるカルシウム吸収をさらに促進するため、骨粗鬆症の予防や骨の強化にも有効です。

パイナップルと豚ひき肉の混ぜご飯

パイナップルの主成分は糖質で、たんぱく質の消化を助けるブロメラインという酵素を含んでいます。ブロメラインは肉をやわらかくして消化を助ける働きを持っているため、豚肉の消化を助けて疲労回復や体力強化に働きます。ピーマンとレーズンをプラスして抗酸化力を高め、免疫力を強化。パイナップルの酸味成分が胃液の分泌を盛んにし、食欲を増進させます。

タコ・ドライいちじく・みょうがの和え物

タコに含まれるイノシン酸には、血液の循環をよくして血を補う働きがあります。そのため、いちじくやみょうがと一緒に取ると、血液の停滞が取り除かれ、痔の症状改善に働く食べ合わせになります。みょうがには血液の流れをよくする働きがあり、いちじくに豊富に含まれる食物繊維のペクチンが腸の働きを促すため、便通が整えられて便秘や痔に効果的に働きます。

タコのマリネ

タコは高たんぱくで低脂肪、さらに消化に時間がかかることから、ダイエットの補助食品として人気があります。血中コレステロール値を下げる働きを持っており、とうもろこしやセロリと一緒に取ると、その効果がさらに高まります。カロテンが豊富なにんじんをプラスすることで、抗酸化力を高め、冷え性改善も期待できます。

バナナと小豆の揚げ春巻き

バナナと小豆は、ともに食物繊維とカリウムを豊富に含んでいる食品です。便秘を予防し、体内の余分な塩分を排泄して血圧を下げる働きに優れているため、むくみ予防にも有効です。南国の食品であるバナナは体を冷やす働きを持っていますが、加熱するとその働きは弱まります。小豆のビタミンB1は糖質を分解してエネルギーに変える働きを持っており、バナナに含まれる消化のよい糖質と一緒に、即エネルギーとして働きます。

バナナと豆のヨーグルトドレッシング和え

バナナ・豆・ヨーグルトは、腸の働きを整えて便秘を解消する食べ合わせです。バナナと豆に含まれる豊富な食物繊維は、便の量を増やして排便を促す効果に優れ、ヨーグルトに含まれる乳酸菌は腸内で善玉菌のビフィズス菌を増やして有害物質を排泄してくれます。バナナのヌメリのもとである粘液多糖類には胃粘膜を保護する働きがあるため、胃潰瘍の予防も期待できます。

ハムとにらの卵とじ

ハム・にら・卵は、体と脳の疲れを取り去る食べ合わせです。ハムに豊富に含まれるビタミンB1の吸収は、にらの硫化アリルによって高められ、体に疲れのもとになる乳酸が溜まるのを防ぎます。完全食品といわれる卵は全身の骨・筋肉・血液に働き、脳や神経が最も必要とするレシチンを豊富に含んでいるため、健脳効果にも優れた働きを発揮します。

ハムとアサリのごま酢和え

ハムは、もともと豚モモ肉の塊を塩漬けした加工食品。アミノ酸バランスに優れたたんぱく質を持ち、脂肪が少ないのが特徴です。アサリと一緒に取ると、アサリに多く含まれるタウリンがコレステロール値を下げてインスリンの効果を高める働きがあるため、糖尿病にも有効な食べ合わせになります。きゅうりがむくみを予防し、ごまがコレステロール値低下を調整して老化予防に働きます。

月見団子

上新粉(うるち米の粉)で作る月見団子は、糖質・たんぱく質・ビタミン・ミネラル・食物繊維などを含み、胃腸をはじめとする消化器系全般を丈夫にする食べ物です。ここでは白玉粉(もち米粉)を加えた月見団子を作りましょう。体力がより強化され、さらにもち米の体を温める作用が働くことで、冷え性改善にも有効です。うるち米ももち米も同じジャポニカ米ですが、でんぷん組成の違いによって粘り気に差異が出てきます。もち米は粘り気の出るアミロペクチンでほぼ組成されているため、粘り気が強く、時間が経ってもやわらかいのが特徴です。白玉粉の分量が増えるほどやわらかい団子になるので、好みで量を調整してください。